みなさんこんばんは
バックナンバー:
サン・マリーノ共和国前編、
中編、
後編1を見てくださいね。
今日はサン・マリーノの内政についてお話します。
リベルタ広場に来ました。ここがサン・マリーノの政治の中心です。
比例代表制の議会は一院制で、定員60名、任期は5年です。
元首(執政)は2名、任期は6ヶ月、議員の中から選ばれます。
毎年4月1日と10月1日に就任します。任期がこんなに短くって大丈夫なのですかね・・・
(と、心配)。しかも二人がドンという国、本当に不思議です。
リベルタとは自由の意。自由の像が広場の真ん中にそびえたっています。
政庁の上方には、サン・マリーノにゆかりの聖人、左からサン・レオ、サン・マリーノ、サンタ・アガタがいます。
衛兵が政庁の入り口を護っています。30分おきに衛兵の交代を見ることができますよ。
毎時0分と30分です。
はい、交代の人がやってきました。
規則正しいいつものやり方で。
交代する衛兵が向き合って、
交代した衛兵が政庁の中に戻っていきます。
このリベルタ広場からさらにロープウェー方面に進むと小さな広場があります。
そこには逃げる女性の像が掲げられています。
これは第二次世界大戦のときにイギリス軍の爆撃により、サン・マリーノの人々が亡くなりました。
後にイギリス軍は謝罪をしましたが、その出来事を忘れないようにこの像が立ったということです。
さらにこの広場にはインフォメーションがあります。ここでは入国のスタンプを押してくれます。
通常イタリア内からサン・マリーノ共和国に入国する際にはパスポートは不要です。しかし、5€を払えばこのスタンプをもらえるんですね。
私がかつて押したスタンプがこちら。
ここでサン・マリーノ共和国のお話を終了しようと思っていましたが、
もう少しお伝えしたいことがあるので、明日は『延長戦』をお伝えしたいと思います。
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