みなさん、こんばんは
ピエンツァでーす。世界遺産に登録されたのは1996年。
高台にあるこの旧市街、歴史地区がそれ。人口2000人くらいのちっちゃな世界遺産の町。
この町で有名な貴族の家系がピッコローミニ家。ピウス二世(1405-1464、在1458-1464)ピウス三世(1439-1503、在1503)と二人のローマ法王を輩出した名門ですね。そのうちのピウス二世はここで生まれました。
この歴史ある町を無視して私たちが進んだあるお店。
そう、ピエンツァと言えば・・・
ペコリーノチーズの町!
です。羊の乳を使ったこのチーズは最高に素晴らしいものと言われております。
その理由をお店のマッテオに訊いてみました。
『ペコリーノチーズってどの町にもあるよね。ロマーノ(ローマ)とかサルド(サルデーニャ島)のものはとっても強いでしょ。でもピエンツァのはとってもマイルドなんだ。このあたりの草は香りが芳醇で、それを食べると出来たチーズは最高なんだよ』
・・・ま、どの町も自分の所が一番だよね。店頭にニューヨークタイムズに載った記事が貼ってあるよって言われて驚いて店頭に行くとロサンゼルス・タイムズでした。お、おしいよ!マッテオ兄さん。
さ、味見してみよう。まずは6か月ほどの熟成チーズ。これがスタンダードね。
うまっ!若くてもとっても濃厚。
さらに一番熟成の長い2年もの。これはワインがススムね。勿論赤がいい。
さらにさらに。私が苦手とするトリュフ入り。
好きな人は大喜びでしょうが、恐る恐る試食・・・あれ?あんま強くない。
私、慣れたのかしら?
今度はペコリーノグロッタに一つはトリュフ入りバルサミコソース、もう一つはサフランはちみつをつけて。
このトリュフ入りバルサミコソースが強かった。でも何度も挑戦すれば好きになるかもしれない。今回もトリュフに撃沈した私ですがチャンスがあれば毎度しまっせ。
洋梨を使ったペコリーノチーズは私も大好き。チーズと洋梨の相性は抜群なんです!
小さなお店には入れ替わり立ち代わり沢山のお客さん。すごいな、やり手だな。
マッテオが仕切る中、お疲れ気味のマッテオのマンマ。お疲れ様です。
是非楽しんでみてくださいね。またお邪魔しまーす!
Via Condotti,1 Pienza(SI)
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