みなさん、こんばんは
フィレンツェ、サン・ロレンツォ教会の横のバス通りに巨大な鉢植え(?)が置かれた。23日のことである。なんでやねん、って思ったらどうやらバルセロナのテロから学んだことらしい。今月の17日に起こったこのテロは衝撃的だったし、近隣のイタリア、ここフィレンツェとしてもこのようなものを置けばバンなどが突っ込んで来ても何かの役に立つと思ったのでしょうが、重ねて言うとここはバス通り。ミニバスが常時通りその合間にもタクシーが抜け道として使う。
この通りちょっと横を通ればどうにでもなる状態で・・・うーん
それでも何もしないよりはいいのかも。確かに画像の後ろ側には沢山の露店が並びその先に中央市場がある。
本当に物騒な世の中だと痛感。
それにつけても29日の北朝鮮のミサイル発射はこちらイタリアでも大きく報じられ、トップニュースとなった。朝、市場に行くと誰もが知っていていろんな人にも話を聞かれることがあった。
仕舞には閉店後に市場内を掃除をするフィレンツェ人のおっちゃんと市場を何故かブラブラするナポリ人のおっちゃんと長話になった。
最初のうちはミサイルについてとか北朝鮮についてとか話をしていたのですが、
予想通り話題はどんどん変わり、(イタリアあるある)
『戦争が起きたら他国に逃げるのか?自国にとどまるのか?
そうやって逃げてきた難民の人たちの気持ちを考えたとき、イタリア人としてどう対応するべきなのか?自分たちが同じ立場になったらどう思うか』
などと熱く考えたりした。閉店後の暑い市場内で(汗
こんなことを普通に話しているって恐ろしいことですね・・・・
では、この二人のおっちゃんとの長話はどこに着地したのかというと、
『銀行で長蛇の列に並んでいる時、一番最後に来た人がたまたま銀行で働いている人の知人で、この長蛇を通り越して並ばずに窓口に立った場合はいいと思うか、悪いと思うか』何のこっちゃ?
で、喧々囂々のバトルとなり、結論が出ないで話が終わるといったモヤモヤしたものだった。
・・・まだイタリアは平和なのかな?
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