みなさん、こんばんは
昨日の続きです。
ジョルジーニ(Forte dei Marmi1898-Firenze1971)がイタリアの戦後のファッション業界を盛り上げた事は言う間でもなく、その時代に活躍していた
サルバトーレ・フェラガモ(Bonito 1898-Firenze 1960)や、
エミリオ・プッチ(Napoli 1914-Firenze 1992)などがいました。
1952年からのピッティ宮殿でのショーは大成功します。
のちにフィレンツェではロベルト・カヴァッリ(Firenze 1940- )、エンリコ・コヴェリ(Prato 1952- Firenze 1990)らスタイリストが活躍し始め、
Patrizia Pepe(1993- )、Il Bisonte(1969- )などの日本人に人気のブランドも生まれました。
ファッション界にピッティという名が残るのはフィレンツェとして誇りですね。
今となっては1972年発足の男性用のピッティ・ウォーモ、1977年からのピッティ・フィラーティ(糸の見本市)やピッティ・ビンボ(子供服)などがフィレンツェで年に2回行われています。その中でフィレンツェイベント最大の規模、ピッティ・ウォーモは参加したい業者が多いことから現在行われるバッソ要塞ではキャパが足りず、ピッティ・ドンナに次いでミラノにイベントが移動してしまうのではないかとハラハラしているフィレンツェですが、25年このピッティ・ウォーモにビジネスで携わっている友人が『嫌だな、ミラノに行ったら・・』と。年に2回、毎回4日間の為にフィレンツェには出展者数は1000を軽く超え、入場者数は25,000人以上。
高いファッション技術がイタリアの宝となっていて、歴史や美術品、世界遺産など、そしてそしてイタリア食材と併せて世界中からビジネスと観光で訪れて頂いております。
次回のフィレンツェで行われるピッティ・ウォーモは第93回となり、2018年1月9日から12日までと決定しています。この前後を含む日程はホテルなども値段が格段と上がり、観光客の方々はご苦労されると思いますが、逆に華やかな人の波を見るのが好きな方は街歩き自体も楽しくなるかもしれません。どっちを取るかはアナタ次第!!その際には衣装美術館もお忘れなく・・・
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