みなさん、こんばんは
チンクエテッレでーす。今年はチンクエテッレに縁がある。
何故だ、何故だ、なぜだー♪
(ガッチャマンの節で)・・・いや、仕事です。相変わらず。
今回はチンクエテッレがメインではないのです。
ステファノが帰ってきました。今年やっと初めて会えた!
彼は旅行関係の同僚でーす。
帰ってきたってどこから?って思いますよね。
そう、彼は
バガボンドなのです。
バガボンド(vagabondo)とは放浪癖のある人のこと。
ステファノは旅行を徹底的にして、そのあと徹底的に働き、その後徹底的に旅をするバガボンドなのです。
私は先週、彼と仕事をしていたのですがその前の週に長い旅行から帰って来たのです。
イラン、スーダン、中国など行っていたそう。随分お久しぶりだわ。
どの町に行ってもみんな『お帰り!』と声を掛ける。
イランに至っては12回も行ったんですって。相当気に行ったと。
食事はそうでもないけど、素晴らしい国だと熱弁していました。
彼の旅話は本当に面白く、女である私にとって羨ましい限りです。私も男だったら是非やりたかった人生です。特に中東・アフリカ・中国をメインに旅するバガボンド・ステファノ。私は聞いているだけで旅の面白さを語ってくれる。
『次はどこに行くの?』
『イスラエル。半月ぐらいレンタカーで廻ってみる』
そういやステファノは今こんな本を読んでいる。イスラエルの古い歴史を仕事の合間に学んでいる。彼の探究心は想像を絶するし、努力は途方もない。さらに文化・語学・そして仕事につなげる旅行を常にしている。世界の先住民族に深い造詣がある彼だからこそこんな質問を私にした。
『日本には北にホッカイドウがあるよね。アイヌって民族、まだいるの?どういう文化なの?』
・・・驚いた。アイヌを知っているステファノ。しかもアイヌの歴史・文化をまともに答えられない恥ずかしい私。アイヌってどういう文化なのか、私はちゃんと知っておいて、さらに外国の方々にちゃんと話せる日本人にならないといけないんだな・・・
アイヌもそのうち手を付けるか・・・。イタリアの勉強だけしていてはダメなのね。イタリアのガイドさん、添乗員さんたちは本当に勉強家で努力が感動的。私はいつもこの環境にいて感化され幸せなんだろうな。しかしステファノは別格に凄いと思います。
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