みなさん、こんばんは
この糸杉もしばらくすると元に戻るのかな?てか、何で切ったんかね?
サンジミは少しずつシーズン入ってきたよってイメージで、お店も全開では無いけど大分開いている。何故か犬の散歩組が多い。
それでも世界遺産の塔のまち。春になると緑が増えて、チョウチョが舞う。だけじゃ無い。
オジイも登場する。サンジミ人のオジイ達はポデスタ宮殿の下で椅子に座り、むやみに黙ったり喋ったりする。オバアでは無い。必ずオジイ限定なのだ。それを眺めている私もちょっと可笑しい。
(文章とオジイは関係ありません) ふと遠く見て思い出した私の過去。お年寄りが好きな子供だった。
理由はわからない。特におじいちゃんが好きで。
誕生日に訪れた家族での『銀ブラ』。古い言葉だと言われても、昔の話だからそのまま使う。父が務めていた本社の駐車場に車を停めて、デパートに向かう。そこで私は知らないオジイの手を繋いで家族から離れてしまった。私を見逃した両親はさぞ焦ったことだろう。デパートで放送をかけたりしたそうだ。ついにその放送に関する応答はなく、どうしていいか分からない状況で駐車場に戻った私の家族は端で座っていた私を見つけた。私はどういうわけか、一人でこの駐車場に戻ってみんなに会えることを待っていた。恐らく警察まで行った私の両親の心、娘知らず。
何だ、この展開。
今の時代では決して許されないことなのだろうが、本当に困った娘だったんだと思う。フラフラしている感が周りに与えてしまうのは、私の悪い癖だ。そんなこんなでイタリアまで辿り着いてしまった。
人の記憶はあやふやなもので、私のバカボンドな行動をサンジミのオジイで少し思い出してしまった。
おじいちゃん、今年も元気に椅子に座って無駄話に花を咲かせてください。
また来るよ!
ブログランキングに参加しております。下の応援クリック2つともして頂けたらありがたいです。