みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
今日は肌寒い上に湿気がありました。ポツポツ雨が降っていたのです。
パスクア向けの商品注文などやることが色々。バタバタしました。
お店に宮古島からの可愛い女の子2人組。私、宮古島に知り合いがイタリアンやっていて、この前そのオーナーシェフの知人の方がお店にいらっしゃったんです。これまたイケメン若者で、そんな話を思い出しながらしていたら偶然知り合い同士でした。全く宮古島っちゅーのは狭い世界なんだなって思いました。まるでフィレンツェみたい。お店で宮古の話で盛り上がり愉快な1日を過ごすことができました。
さて、こちらは保存版の情報。
2024年の中央市場地上階のオープン時間です。中央市場協会で聞いてきました。現在の予定ですが、以下の通りになっています。
まず例年通り基本のキ、から。
中央市場は地上階(日本で言う1階)と1階(日本で言う2階)に分かれていて、地上階(0階)が食料品店で一階がフードコートになっています。管轄は階ごとに違うのです。一階はクリスマス以外は無休で朝から夜遅くまでシエスタ無しで開いています。通常はね。
今回お伝えする時間割はいつものように私が働く地上階の方です。通常運行ですと、
月曜日〜金曜日 7時〜15時
土曜日、祝前日 7時〜17時
日曜日、祝祭日 おやすみ
問題はイタリアの祝日に開く時とお休みの時はいつなのか。イタリアの祝日と併せて市場地上階はどのような予定となっているのかを確認していきましょう。
2024年
3月31日(日)イースター(Pasqua) お休み
4月1日(月)イースターマンデー(Pasquetta) お休み
4月25日(木)イタリア解放記念日(Anniversario della Liberazione) お休み
5月1日(水)メーデー(Festa del lavoro) お休み
6月2日(日)共和国建国記念日(Festa della Repubblica) お休み
8月15日(木)聖母被昇天の日(Assunzione di Maria) お休み
11月1日(金)諸聖人の日(Ognissanti) オープン
12月8日(日)無原罪のお宿りの日(Immacolata Concezione) お休み
12月22日(日)オープン
12月25日(水)クリスマス(Natale) お休み
12月26日(木)聖ステファノの日(Santo Stefano) お休み
12月29日(日)オープン
2025年
1月6日(月)公現祭(Epifania) オープン
補足1:上記は市場地上階が開いているかどうかの確認であって、個人商店の集まりですから夏休みや冬休み、突然の休業もあります。また各店舗ごとにオープン時間は違いますのでご了承ください。
補足2:フィレンツェの祝日(守護聖人聖ヨハネの祝日、6月24日)と市場のあるサン・ロレンツォ地区の祝日(聖ロレンツォの祝日、8月10日)は関係なく市場は通常オープンします。
補足3:今年は3月31日(日)からサマータイム(日本との時差7時間)が導入されます。これが終わるのは10月27日(日)(日本との時差8時間)です。
補足4:当店に関しては、現在8時から開いておりますが、7時から開けるようになったらまたここでご紹介いたします。
※変更がある場合は随時アップロードいたします。この記事を今年は毎日のブログに添付しておきますので、参考になさってください。
みなさん、こんばんは。
シエナでーす。ここ、カンポ広場ね。よく言う世界で一番美しい広場。
実際はその一つってことだろう、一番って見方によっていくらでも言えますもんね。ただシエナは中世のヨーロッパではブイブイ言わせていた勢いのある都市国家だったことは事実です。その時代、シエナはパリと同じ規模でした。ただシエナはペストで大打撃を受けたことで人口が減り、その栄華は止まってしまいました。ただそのペストが終結した1348年にできたのが中央に聳えるマンジャの塔です。高さは避雷針を含めると102m、上ることはできますが少々疲れますよ。
さて、今回はランチのご紹介です。このカンポ広場とドゥオモの間にあるレストラン。私のブログにもちょいちょい登場します。
お昼にのんびり美味しいものを食べたいなら、またガッツリ食べたくてもそうでなくても大丈夫なのでパスタだけ頂きましょう。私がこの店を好きなのはお料理ももちろんですが、各テーブルが離れている上に天井も高いこの開放感ね。たとえ混んでいたとしてもゆっくりお食事できます。
カラスミとアサリのキタッラ。13ユーロ。
スパゲッティのようなロングパスタですが、違うところはキタッラは断面が正方形をしています。アブルッツォ州のパスタです。
私はカラスミとアサリを合わせたパスタなんて食べたことありませんでしたが、変な組み合わせでもないのでそりゃ美味しいですよ。量も多くないのでぺろりと食べられます。シエナといえば肉料理だけど、これメニューで見たら食べたくなってしまったので
お、色合いが可愛らしいです、春っぽい!
黄色のトマトと赤いのはドライトマトかな?のトルテッロです。イカとかも見えるし上にディルが散らされて目にも楽しめそう。私は食べてないけど今度頼もう!結局こプリモだけ食べたので頂いたパンもしっかり食べました。これくらいが丁度いいな。あんまり食べると眠くなるし歩きたくなくなる。
ここ。
ランチ12.00-14.30 ディナー19.00-22-30 火曜定休
腹ごなしにサン・ドメニコ教会まで歩こう。イタリアとヨーロッパの守護聖人、シエナの聖カテリーナに会いに行ってきます。
みなさん、こんばんは。
わーい、土曜日だ!
今日は車に乗ってフィレンツェからピサへ行きます。朝はポツポツと雨が降っていたものの、午後になったら予報通り晴れ上がりました。出かける時はそんなことでも嬉しいですね。お客さんたちは斜塔に上る予定ですので、本当に良かったなって思いました。今回はハイヤーなのでFI-PI-LI(フィレンツェーピサーリヴォルノを通るフリーウェイ)を使って向かいます。
フィレンツェからピサは85kmくらいの距離で、通常70分くらいかかります。
ひたすら西へ西へ進みます。
はい、着いた〜♪
相変わらず美しいですね、奇跡の広場。
ちなみにチケット売り場はこっち。奇跡の広場内、一本道の斜塔が見える時計のある建物が入り口です。
中に入るとディスプレイがあってわかりやすく書いてあります。
もちろんオンラインでもチケットは手に入りますが、
斜塔とその他全ての入場ができるまるまるセットが27ユーロ。
斜塔以外のまるまるセットは10ユーロです。
斜塔とドゥオモだけなら20ユーロ。
ドゥオモ+洗礼堂、
ドゥオモ+カンポサント、
ドゥオモ+ドゥオモ付属美術館、
ドゥオモ+シノピエ美術館はそれぞれ7ユーロとなっています。去年と同じ値段ですが、コロナ後にちょっとだけ値上げしたものが現在のお値段です。直接現地で買う場合はチケット売り場でそれを伝えます。
また斜塔へ上るには予約制で人数制限があります。予約時間に遅れるとお金は帰ってこない上に上ることもできなくので注意。斜塔に滞在できる時間はマックス30分。予約できる時間は現在9〜19時です。注意事項が多いモニュメントですね。
予定時間前に手荷物を預かり所に渡します。現在は3ヶ月ほど前からルールが変わって、各ロッカーに直接預けて代わりにもらうQRコードがついた券を使って斜塔見学後に荷物を預けたロッカーごとに各自取りに行きます。これは繁忙期になるとロッカー不足になるのではとピサのガイドさんたちが心配していましたが、ま、どうにかするのでしょう。
預けなければいけないものはバッグやリュックなどの手荷物。斜塔に上る際に持ち込めるものは携帯電話、カメラ、雨傘、お水などですね。
上らない人だってそれなりに楽しめます。写真を撮ったり好きなように時間を過ごせばいいのです。
いやー大人気ですね。いよいよシーズン到来ってところでしょうか。
そうそう、特に大きく変わったのは値段くらいですが、もう一つ大切なこと。実はこれがメインのお話です。
ドゥオモの入場では肌の露出が多い人には以前は無料で肌を隠す使い捨ての布みたいのが配布されていましたが、コロナ以降は衛生上の理由から廃止になりました。
え、その理由って使い捨てじゃなかったの?って思ったけど。まぁまぁそれは放っておいて、お金がかかるのかわからんが、とにかく配られなくなったのです。これから夏に近づくと薄着になりますよね。ノースリーブやミニスカートの人も訪れることでしょう。入場の際、もしストールなどを携帯していなかったら中に入れません。そこらへんの露店で適当なものを買うかしないとダメなんです。その布1ユーロとかで売ればいいのにって思いましたが今のところその予定はないらしい。教会は神聖な場所なので、露出についてはご注意してください。
そろそろフィレンツェに戻りましょう。
ピサの観光を一手に担うこの広場、いやこの斜塔があまりに神々しくって眩しいです。ただの斜塔とは言い切れないみんなを惹きつける魅惑のモニュメントです。この子、オギャーって生まれたのが850年くらい前なんですが、よくぞ曲がりつつも立っていてくれたと希望の星とも言える斜塔にゴー!
私も久々のピサだったので写真沢山撮っちゃいました♪
では良い日曜日を〜
みなさん、こんばんは。
フィレンツェでーす。
今日はねー、やんなきゃいけないことがあるんです。よって市場は遅刻します。
どうも腑に落ちないルールなんですけど、滞在許可証(Permesso di Soggiorno)ってのがあって、私のものは期限のないIllimitataってやつなんですね。それなのに更新っちゅうかアップデートってかを10年おきにしなきゃいけないらしい。私は学生の頃に毎回滞在許可証を手に入れるため、古くはザラ通りの警察で多くの外国人と共に扉が開くのを朝から待ったり、その警察署がバッソ要塞の方に移動してからも随分苦労して時間を使ったものです。ようやく期限のない滞在許可証を手にして一安心と思っていたらそうでもない。いよいよそれをすることになりました。
ちょっと前に更新した友人からレクチャーを受けてなんとか私もそのやり方を知ることに。日本に行く前からこれをイタリアに戻った後に片付けなきゃならんと後の宿題を忘れようとしたもんですが、そうはいきません。私がやるしかないんだよな。
まず久しぶりに郵便局でキットを頂いたのが先週のこと。
それからその書類を完成させるのにお手伝いしてくれるCAFってところの予約を取りました。
確かにこの書類はもう2度と見たくないくらいシンプルそうに見えてややこしいのが困る。1人じゃできないよな。今朝は早く起きてそれを自力でできるところまで仕上げようとしたら1ページ目で諦めました。仕方ない、私が無知なせいだ。できることだけやろうと必要そうなものをコピーして努力を認めてもらおう。ちなみにCAFはいくつもフィレンツェにあります。友人はベルフィオーレ通りに行ったと言っていましたが、郵便局ではサンタ・クローチェ広場近くのボルゴ・デイ・グレーチを勧められました。考えてやっぱり友人と同じところでお世話になろうとこうしました。これは外国人であるから面倒なことをするのではなく、日本人が二重国籍を取れない状況にあるんだと思います。知人の外国人在住者は自国とイタリア国籍を重複して持っている人も多いです。そういう人はこれをしなくていいんだって思ったらなんとも言えない気分になりました。
よって朝も早よからノコノコPartonato Acliってところへ行ってきました。8時半から開くのかな?外に10人ほど待っていました。なんか懐かしいいやーな感触です。どうやら名前を書いて順番待ちするらしく私も10番目に名前を書いて一緒に待ちます。隣のシニョーラと無駄話をしながら待っていて、
『どうしてここに来たんですか?』
と訊くと、彼女はこの2ヶ月実家に帰っていて戻ってきたタイミングで滞在許可証が2日切れてしまったんだと。切れたものをなんとか更新できないかの相談ですって。なるほどそう言う人もいるかもしれない。私もなりかけた。
とは言えありがたい友人の言葉で難を逃れたから、すっかり私も気の毒になりました。
順番ごとに名前を呼ばれてそのシニョーラは予約をしてなかったらしくするように指示され、私はなんとか通されて書類を無事作れました。私が郵便局で貰ってきたキットは必要なかったと言われて全て用意されていました。書類作るのギブアップしといて良かった、無駄骨だったんだ。
その他コピーは全て必要だったらしく、書類作りも終わりあとは収入印紙を買って郵便局でお金を払うばかり。
ただ一つ足りないものは住民票と家族状況のコピー(fotocopia del certificato di residenza e stato di famiglia)だと言う。
『これはファエンツァ通りにあるタバッカイオでできるわよ』
そんな優しい窓口のお姉さんの言葉に、早速やって一気に片付けよう!
そんな気持ちになりました。ところが事は簡単なものではありませんでした…
ファエンツァ通りのタバッキに行くと、コピーはやってないという。レプッブリカ広場のエディーコラに行けと勧められた。
でそっちに行くと、もうやってないという。コムーネに行けと言われました。
そこでヴェッキオ宮殿へ行く羽目に。もー何やってんだかって、既にイライラし始めました。毎回こんな感じでたらい回しを経験する。
馬鹿馬鹿しいが、このコピーを手に入れないと行けないから頑張る。窓口で聞き分けの良い人間っぽく演じてお願いすると、
『予約しました?055055に連絡してからにしてください』
あー、そっか。最後にこれかと泣く泣く055055に電話する。長い自動音声の後にオペレーターと話せた。SPIDは(多分)持ってないのでオンラインから自力で取れない。するとアルファーリ通りのタバッキで作ってくれると言います。これ、最終情報よね。だってコムーネと話したんだから。
だからこんだそのタバッキへ行く。お店のおっちゃんが、
『13時以降に来て』
…
ッキー💢🐵
なんなん?2時間後じゃねーか。
だから店に戻る。市場に行きました。
これこれこーいう現状ですって話して、もう今日は市場で働かねーとブラブラしてました。あれが足りないこれが必要って言われて、じゃ注文しましょうってアイテムを選んだりしてたら時間になってもう帰るわってさ。
またタバッキ行ったら爺さんがいる。どうやらこの人待ちだったらしい。爺さんさっさとコピーしてくれてこれで印紙代込みの18,50ユーロ。もう一日中歩きまくって疲れていたけど、こうなったら今日1日で終わらせてやると決めた。
別に印紙16ユーロ(別の書類に必要)も買って、もう準備万端!
郵便局にレッツゴー。空いてて良かった。
番号呼ばれてとんとん拍子。ようやく順調に進んだ気分がしました。しかも窓口の方、
『君、ラッキーだね。警察に行くの5月だよ』
通常1年間待たないと行けないと言われたからてっきり来年の5月かと思ってたら、なんと2ヶ月後の5月でした。勝手に予約されるシステムなので慌てて自分のスケジュール帳を見始めて、何も予定が入ってないから本当にホッとしました。郵便局では30ユーロ(郵便代)と30,46ユーロ(手数料?)を払って合計96,96ユーロか。仕事しないで今日は出費だけだ。
疲れたけど、これで終わった。あとは5月のクエストゥーラ召集に行けばいい。
とりあえず肩の荷が降りました。
みなさん、こんばんは。
サン・ジミニャーノでーす。今日は郊外へお出かけでした。
暑くも寒くもなく、小春日和ってこういうこと言うのかしら?気持ちのいい日です。
美しい景色で有名なこの小さな町は画家が多く、画廊も結構あるんですよ。その景色に溶け込むように1匹の猫がいました。
最初は1人でのんびり寝ていたのですが、非常に人馴れしているようで全然逃げません。猫好きにはお分かりになると思いますが、猫を見つけた時は足がつい止まってしまい観光どころじゃございません。
以前にここで見た時の猫たち『
サンジミの猫』では2匹の飼い猫をご紹介しましたが、彼らとも違った柄です。住民がいらっしゃらなかったのでお名前は聞けませんでした。何ちゃんだろう?
この見晴らしに来ると猫に会えるんだよな。
立ち寄った観光客のシニョーラも猫好きと見えて扱いがうまい。猫も遊んでいます。
この子は飼い猫だろうからあげるご飯を持っていなかったけど別にいいよね。
『こっち見てー』との声に顔を向けるモデルなニャンコ。
『こっちも見てー』とまたカメラ目線。
悔しい!私の方もーって声がけしたところ、
可愛い一枚が撮れました。この子女の子だ。
それにしても合成写真みたいになっちゃいましたが、違います。
サンジミの景色と猫のコラボって素敵すぎる。
景色もちゃんと撮っておこう。
これ、空と陸を半々に写すってやり方、プロの写真家が使うんだって昔誰かが教えてくれました。
やってみてねー。