みなさん、こんばんは。
実家の地域猫、母猫まるちゃんと、娘はるちゃんの備忘録です。
今日は母と電話で話しました。とはいえ毎週電話してるんですけど。
『まるとはるを受け入れたのはなぎさのせい』
と言われました。
ほー、そうかい。
猫好きな母の背中をポンと押しただけですよ。ウジウジしてんだからさっさと腹決めろってことです。
結果、母と母娘猫はここ数年仲良くやってるんで、よかったんだよ。
母の大好きなノドグロ。
近年の高騰でぐちゃぐちゃ言っています。値上げが右肩上がりどころか倍々モード。
母は昔からノドグロが好きですが、それはお安い頃のことです。
でもどうしても食べたいと年金を使って捻り出しているらしい。
生きているうちに好きなものを食べられる喜びを。
そう感じています。母ができることなら望む通りにってね。
ついでに猫も楽しみにしてるので、お裾分けくださいな。
少々驚いたことははるはともかくまるも2階に上がるってことよ。
そんなにないらしいのですが、たまにまるちゃんの、
『チェック入ります!』
と2階に行くのだと。面白いですね。
はるは2階で寝るのが得意です。
朝ご飯を食べると、
『じゃ、寝るから』
と2階に行って勝手に寛ぐスタイル。
それもいいじゃん、部屋が余ってるんだからはるの部屋にしたら?
(イコール私の部屋とも言えます)
まるちゃんはソファーの定位置をいつも娘のはるちゃんに譲ってる。
母娘猫の繋がりは大人になったらもうわからないとか言いますが、家猫は別とかとも言う。うちのようなスタイルの場合は親子だってわかってんのかな?
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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中央市場に来たい人は、
みなさん、こんばんは。
今回の旅行です。
お世話になったアパートのバルコニーから。
この画角も随分使わせてもらいました。滞在中は傘を差すほどでもない小ぶりな雨が一瞬ありましたが、ほぼお天気で気候も素晴らしかったです。
そう、これからフィレンツェに帰ります。
とてもいいアパートですが、ゴミを残すと罰金というルールがあるのでビビってゴミを片付けています。
通常このような短期滞在型アパートって調味料、つまりオリーブオイルとか塩、胡椒、バルサミコ酢などが置いてある場合があるんですが、このアパートは何もない。使いかけのを置いていこうとも思ったが、ゴミ扱いされて罰金になったらエラいことです。捨てることになりました。
とはいえ、ゴミのルール以外は適当に過ごして全く問題ないと言われていました。多少騒いでも文句もなかったし、洗濯機とオーブンとエアコン全開で使ったらブレーカーが上がって、通常のやり方では上手くいかず、もたもたしましたがアパートの所有会社に連絡したらすぐに解決策を教えてくれました。
おかげで無事にご飯も食べることができたし、本当にいいアパートでした。
宿の近くに病院があり、タクシー乗り場があります。その横にあるゴミ箱に全てのゴミを捨てて、タクシーに乗りました。
実はこの日はあるイベントがトリエステで行われます。
生ハム食べにウーディネ行きの電車に乗っていたところ、『明日はマラソンでーす』って車内アナウンスがあったんですよ。
ん?と思ってググったらやっぱりマラソンでした。これはと思い、随分気にしたものです。というのも私が知っているのはフィレンツェマラソンです。これ、毎年11月にやるんですが、まぁあちこち道路の閉鎖が行われ、毎度頭を悩ませるんです。
どこまでの規模だか知りませんが、調べなきゃ。
トリエステマラソンといってもハーフです。
ドゥイーノというトリエステ県のコムーネから9時半スタート、トリエステのウニタ広場がゴール。
ってことは私たちは少し早く出るのでギリ大丈夫でした。タクシーの運転手にもこれから封鎖されるよと言っていました。
地図で見るとこんな感
じ。無事タクシー乗れたんで、ここまで来たら大丈夫でしょう。
全く気を揉みました。運ちゃんもこのサービスを終えたらおうち帰るって言ってた。
道路ガラガラ、そりゃそうだ。
無事駅に到着。
運ちゃんはそのままもう一本ぐらいやっつけちゃおうかとタクシー乗り場に着ける。あ、欲が出たのか。
でもこの日は仕事が減っちゃうんだからできる分はやっちゃいたいですよね。
時間ギリギリで動くの嫌い。
余裕を持ってバールで時間を過ごします。マラソン参加者っぽいのもちらほら。
トリエステ中央駅は、警察が結構いたりして安心感があります。
それに付け加えてマラソンがあるからか、スタッフもそれなりにいて参加する人はそれなりに多いんだなって感じました。
後で調べたら1万人以上だったそうです。大人気ですね。
このイベントを楽しみにしていた人たち、参加者たちも含めてトリエステは盛り上がっていたのかも。
今回はゴールであるウニタ広場さえ行かなかったので、もし訪れていたらその雰囲気は味わえたのかなと少々ガッカリしました。
それもまた旅のあるあるですね。
フィレンツェ行きのイタロが入線しました。
始発なんでしょうね。意外と早く、番線表示もかなり早く出てました。
フィレンツェではあり得ない光景です。
ルートはこの通り。
ヴェネツィア・メストレまではちょいちょい停車しますが、そこからはグイグイ進んでフィレンツェ行くスタイル。
これ、カラブリアのサン・ジョヴァンニ駅からナポリとおんなじだ。田舎は高速列車でもあちこちに停まる、でも途中からやる気出すパターンです。
しかし、そこまで急いじゃいないんでいいじゃないですか。
海沿いを走る景色や、
あ、これがトリエステ空港ですね。
一度フリックスバスで通ったけど暗くてよく見えなかった。
その後の若緑なブドウ畑。
美しいですね。
白ブドウ畑と思われる景色は車窓を額縁にして撮ります。
良い画が撮れました。
移動中もうかうかしてられませんね。とっておきの景色が見えそうだから。
ヴェネツィア・メストレ駅に到着です。
一番ここがしっかりと停まります。タバコを吸うならここがラストチャンスと駅員が言ってました。
ラストチャンスって…
そしてようやくフィレンツェに着く頃です。車窓には落書きの嵐が。
これが治安の悪さの度合いですよ。トリエステなんて落書きが市内にほとんど無かった。
駅なんていよいよ落書き無かったです。しかしフィレンツェに着いた合図がこれとはなんとも寂しすぎるお迎えじゃないですか。
情けないよと思いながらも懐かしフィレンツェの地よ。
トリエステの治安良き町からフィレンツェに戻ったらリセットよ。駅着いたらもうキリッとしなきゃ。
こんなことを感じさせてくれた、トリエステの旅でした。
終わり。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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中央市場に来たい人は、
みなさん、こんばんは。
トリエステでのアパート。
意外にこの近辺はいい食事処が多いことがわかりました。ツイています。
最後の夕食を食べようとちょっと気になるレストランに行ったところ予約で満杯だという。
仕方ない、前回のランチで使ったお店に行こうかと言いつつ、その並びにあるレストランもいいなということで、
私交渉に行ってきました。
すると入り口側のホールはすでに満席、無理かーと思ったら先方コソコソ話してなんか許された。
奥の部屋に通されました。本当に予約でほぼ満席だけど、ツイてたねって。
そっか、やっぱりツイていたんだ。
時間としてはそんなに遅くなかったんですが、間も無くこちらも満席でしたね。
メニューを見ながら時間を過ごす。
忙しそうな店内ですが、一人日本語の話せるイタリア人がスタッフにいらっしゃいました。
ソムリエのニッコロさんです。
ワインも選んでもらおうと少々待ちます。
まずはプロセッコのサービスがつきます。
この手の店、美味しい確率が高い気がします。
ワインも持ってきてくださいました。
いよいよ食べますよー。
これね、前菜なんですがカニの甲羅に身を解して下さっている。
で、さらによ、
カニミソを乗せてレモン絞れという。
どう食べてもとっても美味しかったし、多少懐かしいですね。
魚介のカルパッチョ。
みんなで分けて軽めにいただきます。これもまた安定の美味しさ。
これはメニュー外の本日のお料理みたいなもん。
バッカラとトーストしたパンでいただきます。
ワインが進むお料理ですね。
こっちはプリモ。2人前から注文できる魚介のリゾット。
実はこれ、少々残念でした。もっと美味しいお店で食べたことがあるからだと思います。
それを抜かせば悪くないお料理でした。
これは仲間が食べたなんかのパスタ。
食べ応えのありそうなうまそうなプリモですね。
最後に安定のイカのフリットいただきます。
衣が今まで食べたものとまた違った食感。
うまーい!これリピートありよね。
食後はグラッパをいただきました。
グラッパを選べるシステムでそれもありがたい。
サービスとしてこの土地のアマーロも試させていただきました。
すっかりお世話になっちゃったわ。
そうそう、ニッコロさんに訊いたんです、どこかいいワイナリーがこの辺りにないですかって。
そしたらね、私たちが行ったParovelと答えたんですよ。嬉しいじゃないですか。
よかった、プロにお墨付きのワイナリーに行けて。これはまた来たいお店だねって話をしました。
ニッコロさん、忙しそうですが優しくて本当に日本語お上手でした。さすが日本でお仕事してただけありますね。
また来ます!気になるメニューがまだあるのよ。
Via del Toro 12, Trieste
日曜の夜と月曜お休み
予約した方がいいと思います。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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中央市場に来たい人は、
みなさん、こんばんは。
宴会が終わり、これからトリエステのアパートに戻ります。
13時にタクシーの手配はしておきました。ここサン・ダニエーレはタクシーがつかまらないので、ミラノのラジオタクシーに電話をしたのです。それがね、一向に来ないわけよ。おっかしいなぁと思ったらドライバーから電話が入り、
『待ってるけど全然来ないよね〜』
こっちのセリフだ。
で話をするととんでもない間違いをしておりました。ドライバーはウーディネのVia Ciconi 24で待っていて、私たちはサン・ダニエーレのVia Ciconi 24にいます。
『なーんだ、すぐ行くよ』
お願いしまーす。すぐってかかる時間は想像できるが、これくらいのことはイタリアあるある、こんなもんだろう。
まぁ急いじゃいなかったし、チケット買ってないから別にいいんですけど。
タクシー乗れました。このタクシーの運ちゃん、サンドロっていうお名前でした。とにかくよく喋る。
『音楽が足りないな』
知るか。
この人のテンションにこちらやや引いております。
『生ハムだったらこっちの作り手さんの方がいいよ』
と教えてもらったので載せておきます。何かの参考になったら何よりです。
『せっかくだからウーディネのスタジアム、見る?』
あれ、友達でしたっけ、私たち。
寄り道しようとしてました。
『10年前に新しく作り直したんだよ。以前は5万人収容だったんだけど、今は2万5千人くらい』
『小さくなったの?』
『フィールドと観客がより近い形で作ったんだよ。だから盛り上がるんだ』
なるほど、調べてみたら2016年にできたらしいです。それまでは1976年に作られたスタジアムがありました。柿落としをしてわずか10日のことでした、当時フリウリでは2度目の大地震があり、サッカーの試合の真っ最中でした。スタジアムも揺れたらしいのですが、観客15,000人は全く気づかなかったと。そりゃ自分達が揺れてたりゃ知らんもんな。そのスタジアムが生まれ変わってこのUFOみたいなデザインで登場しております。
ちなみにサッカーセリエAのウディネーゼ、ホームグラウンドはここ。現在は15位で、12位のフィオレンティーナと同じく毎度中間管理職的立ち位置を保ってます。
その後もあの塔はなんだとかガイドよろしくよく喋るサンドロ。
流石に寄り道は結構ですので駅へ向かってくださいって言ってるのに、
『はーい、ウーディネのチェントロです♪』
…はーい、そのまま駅まで行ってくださいね。
サンドロのマシンガントークから解放されました。危険な男でしたねー。
電車の切符を買ってトリエステ中央駅へ向かいます。
ちょうどいい時間の電車があったのでよかったです。
行きより時間がかかるのは、
停車駅が多いかららしいです。
電車は快適で、混み合うこともなく順調です。
定刻通りトリエステ到着〜!
ここで飛び入り参加の友人は自宅に帰り、私たちもお家に戻ります。
駅からタクって楽々帰宅。
運ちゃんのサンドロ、おしゃべりでずーっと喋ってたけど憎めないお兄ちゃん。
後になっても話題になるんだから、旅の思い出に一役買ったことは確かでした。随分擦ったもんな。
よって兄ちゃんも旅のエッセンスに入れちゃいましょう、おめでとうございます。
余談ですが、その後、フィレンツェに帰った後に間違えてサンドロに電話してしまい、
『間違えた?』
と言われ、
『間違えた💦』
と答えました。わざわざ丁寧に連絡くれるところがサンドロなんだな。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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中央市場に来たい人は、
みなさん、こんばんは。
さて、宴会します。
私の大好きなサン・ダニエーレの生ハム、思う存分いただきたいと思います。
決してお安くないですが、気にするもんか。旅はお金を考えないってことで。
場所は庭に近い所ですが、とても気持ちがいいです。
やっぱり白をいただきたいと思います。
地のものは時のものと食べるのがいいのでしょう。
生ハムサラミなどをいただきますが、これがとっても美味しいのです。
わかっちゃいたけど美味しいのです。
生ハムは豚の形に出てきた。
一番手前が少し塩味多め、中くらいが甘め、一番奥が甘いということです。
わかりやすいのと、色々楽しめるのも嬉しいですね。
パンとグリッシーニがやってきました。
グリッシーニが美味しいこと。これ、店で売っています、やるな。
ドルチェとしてStruchyというのをいただきました。
温めているようで柔らかいです。甘味もちょうどいい。
ティラミス。
ここの家のオリジナルレシピだとか。
いずれにしても最後まで美味しくいただきました。
カッフェもいただいてなんだかんだで4人で120ユーロくらいでした。
一人30ユーロとしたらアリかと。
ここにはタクシーがないので電話で予約しときました。
タクシーの運ちゃんが道を間違えたなのでしばらく待ちます。
あ、サン・ダニエーレ協会にいる生ハム業者は30社ということです。
この小さい町で頑張ってるんだね。またゆっくり訪れたいと思いました。
こちらもよろしくお願いいたします🙇
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中央市場に来たい人は、