イタリアもやはり映画大国。
日本に住んでいたって、一話くらいは見たことがある人も多いのでは。
私の年代なら「ニュー・シネマ・パラダイス」はほとんどの方が見たと思います。
私がこっちに来て驚いたのはイタリアの映画事情。
初めて映画館でみた映画が「座頭市」あの北野武さんの作品です。
あんまイタリア語もわからなかったので、日本の映画ならとっつきやすいかと思い。
で、日本なら普通は外国の映画には字幕がありますよね。
当然日本語で聞けると思っていたら、甘かった・・・
こちらはほぼ吹き替えなんです。
まぁ、仕方なく見ることにしたのですが、問題はその吹き替え。
凄い!たけしじゃん。声がまんま

イタリアの吹き替え技術とは相当のものだと後で知りました。
ついでにでてくる俳優さんたちはどの方も有名人。
声は日本で知っていたので、どんだけその声に近いか私には一目瞭然。
映画館には日本人は私だけでしたので、このうれしさを誰とも分かち合えないのは
正直ちょっと悔しかった。
で、しばらく経つと「第一部終了」。
は?第一幕ってどういうこと??
つまり、こっちの映画館は二部制になっていて、途中15分ほどの休憩時間がはいります。
その間にトイレに行ったりコーヒー飲んだりするわけで。
ものは考えようと言いますが、如何なものか。
最初はなれなかったですねー。
余談ですが、テレビのドラえもん。
声はぜんぜん違います。
やっぱり大山のぶ代さんは凄かった。
ちなみにテレビの映画も二部制です。
いいところで一幕が終わり、それから長ぁい休憩が入るのです。
休憩中にはサクッとニュース&天気予報。2、30分といったところでしょうか?
その間に他のチャンネルにまわしてしまうとうっかり二幕を最初から見れなかったりします。
夜が弱い私は一幕後のニュースあたりでウトウトしてしまい、
残り半分を見そびれるパターンが非常に高く、個人的には
不愉快です。
イタリア人は働かないといわれますが、テレビの映画も本当にしょっちゅうやっています。
しかも何度も、昔のも。
スティーブン・セガールなんて毎週お会いしている気がします。
ピーター・フォークは毎週土日に必ずお会いできます。
悪かないけど、もうちょっと頑張ろうよ、イタリア。
電波は有効に使おうね