先月の寒さが嘘のように、最近めっきり気温が落ち着いてきました。
フィレンツェは日中雨が降りましたが、決して寒いというほどではありません。
さて。
昨日は耳を疑うようなニュースが。
「イタリアで愛されている市長ランキング」にフィレンツェ市長、マッテオ・レンツィがトップに輝きました。
2009年の選挙で、私が応援するジョヴァンニ・ガッリに辛勝したレンツィは若干36歳。しかも今日1月11日が誕生日です。当初の無茶な彼の政策が気に食わず、しかも右派左派両方が後ろ盾にあるので、なんとなく不透明な気がしていたのですが、アカデミア美術館にあるダヴィデ像をローマに移動させようかという騒動のときも市としての対応をきっちり言ったことなどから、まぁ、成長してるのかなと前向きにみるように私も心がけてはいるのですが、ちょい若いよね。
一方のガッリは往年のフィオレンティーナのゴールキーパー。2001年に当時17歳の一人息子を交通事故で無くした後は慈善事業などに積極的だし、なかなか好感が持てる人だけに選挙結果は悔やまれました。
また、「サッカー界の名監督ランキング」なんちゅうのもやっていて、インテル3冠に導いたモゥリーニョが1位に。これは誰が見ても明らかで、勿論素人の私でもそう思うし。
でも、何でレンツィなんだろう。今は若々しくかっこいいかもしれないけど、年齢が結構いっていたら越後屋みたいになっちゃうかもよ。まずこのランキングの根拠がわからん。
レンツィ君、この結果を重ーく受け止めて、本当に多くの人から愛されてるんだってわかる行動を期待してます!