２０１２年３月９日 裁判で下された判決

みなさんこんばんは

ローマでこんな裁判がありました。
あるカップルがいました。二人は結婚していませんでしたが、４歳になる子供がいました。
また、二人名義の家もあり、そこに家族は住んでいたのですが、性格の不一致か、とにかく理由があり別居することになりました。
問題はどちらがその家に住みかということでした。
名義は二人のもの、どちらが出て行くかでもめたわけです。

裁判所の判決は・・・



４歳のこの子供に家の所有権を認めたのです。この家は父親の家でも母親の家ともいえないからです。それなら両方の血を引くこの子供が相続するべきだと。
この小さな子供がそれぞれの親の住んでいる場所に行き来するより、この「子供の家」に両親が交互に滞在する判決を下したのです。
そうすることによって子供は同じ場所で生活し、育つための環境を整えたとのこと。
まぁ、賛否両論がありそうですが、ちょっとびっくりしますよね。
今は事実婚が多いので、このような判例はもっと増えるかもしれません。

世界もいろいろ、イタリアもいろいろ。ポチっと応援、ありがとうございます!!!
↓ここをクリック♪

にほんブログ村