みなさんおはようございます。
ちょっと前(っていっても5月くらいだったような気がする)に坦々麵のおいしいお店があるとうわさになったことがありました。
わたし、坦々麵が好物で、ちょっとこれはほっておけないネタだと思い、一度行ったことがあります。
実はこの店は、「富山鮨」という名前で2、3年ほど前にオープンした中国人の日本食店でした。鮨を中心に天ぷらやなぜか餃子をおくおすし屋さん。味はそんなに悪くなかったのですが、立地もそんなに良くないし、流行るというほどではありませんでした。
カウンターとテイクアウトのシンプルなこの店、一年前に大打撃を受けたわけです。
記憶にまだまだ新しい日本の大震災。あの3月11日以降、お客さんはすっかり遠のいてしまいました。風評被害でどの日本料理屋もあの時は大変だったと思います。
力のある店は未だに「勝ち組」として繁盛していますが、やはりビジネスも同じですね、中小企業は生き残る力にかけていました。
方向転換を余儀なくされた「富山鮨」。やはり中国人は原点に戻るのでしょうか・・・
ジャーン、やはり中華だねーと中華料理屋として再スタートさせたわけです。
フライヤーなども沢山こしらえて、すぐに人気がでました。
この店のいいところは、「注文してから作る」ことです。
通常この手(テイクアウト&ちょっと食べれるスペース)の店はできたものを順次店のショーケースに並べて売る、いわゆる日本の「お惣菜屋さん」タイプなのですが、この店は注文を受けそれから奥で作ってくれるんです。私はナイスアイディアだと思いました。これは完璧な差別化で成功した例だと思います。
できたてのものが食べれる。時間はやはりかかります。混んでいるので注文を電話で頼んどいて取りに来るかたもいます。食事時にはカウンター席は満杯で待つ人もいます。
私はいつもそこで麻婆豆腐と白いご飯をテイクアウトしていたのですが、まさかこの店があの坦々麵のうわさの店とは(やっと本題に入れた

)!!
行きましたよ。行けば必ずこのセット(↑)しか頼まない私が今日は坦々麵とは、店の中国人、ちょっと驚いたようでした。だって、「いつもの」で通じるくらい、私も通っていましたから。
「今日は」と一言置いて「坦々麵~♪」。
実はラーメンのどんぶりのようなものでいつも中国人が食べている怪しいこの物体が常々気になっていたんです。中国人がこぞって食べるのだからおいしいのだと。
ここにはイタリア語と中国語のメニューがあり、なぜかイタリア語のメニューに坦々麵が載っていなかったんです。未だにそうです。
何故でしょう、中国人のみがオーダーできるのか!?
いんや、私だって日本人、「坦々麵」って中国語で書いてあればわかりますもん

頼みましたよ。
で、普通に出てきた。
そうそう、これこれ。このいっつも中国人が食べている物体よー。
味は・・・、はっきりいいましょう。
あんまりね。
日本の坦々面は絶品だ。
何がいけないのかって、麵がだらしない。
これをちょっと工夫すればまた行ったのに。
この店、繁盛してその5月ごろ、値上げをしました。
私はこの微妙な値上げに反抗してそれから行っていないのですが、実はやはりここの麻婆豆腐が一番すきなんです。
問題は量が多いこと。
もし量が少なくて安い店はまた次回にご紹介しますが、私の勝手な意見ですから、みなさん坦々麵を食べたい方はぜひ行ってみたらよろしいのでは?
4ユーロ50セントでした。

Dinastia Tang
Via San Zanobi 2R(Via Guelfa 86R)
50129 Firenze
電話055 285390
月~日 10:00 - 23:00
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