みなさんこんにちは
数ヶ月前、うちでワインを買ったお客様(何度も足を運んでいただいた紳士です)が、ある日とても変わったバッグを持って来店されました。
それについて訊いてみると、一枚の新聞の切抜きを見せてくれました。
「genten」
・1999年に創立した日本の革小物ブランド。
・取扱会社は65年5月20日設立の株式会社クイーポ(KUIPO CO., LTD.)。
・バッグと革小物を中心にライフスタイルをトータルに提案。
・2004年12月、食業態である「リョウリ・ゲンテン(Ryo-ri genten)」を展開。
・2006年2月11日、メンズブランドである「ダン・ゲンテン(dan genten)」を展開。
・2006年6月、関西初の路面店を大阪・心斎橋にオープン。ダン・ゲンテンとの複合ショップで、売場面積は約275平方メートル。
・2012年3月28日より、イタリア生産の新ラインである「ゲンテンチェルキ」を日本でも発売。
・2012年4月、イタリア第1号店であるゲンテンフィレンツェをオープン。
要するに、日本発のレザーブランドがフィレンツェに登場というニュースでした。
それからさらに遡ること数ヶ月前、当店に日本人の男性の方が来て、たまたま店を出したという話になったんです。日本人で店を出すということは簡単ではありません。名刺を頂いて、そのままほっといた名前になんだかよく似てる・・・
合致しました。
彼の店とお客様が買ったバッグの店は同じだった!
いつか行こうと思っていると時間が経ってしまうものです。
先日仕事が一段落して、ふとこの事を思い出し、家に帰る(実はオリンピック、日本サッカー男子の準決勝が見たくて急いでいた)のを引き返し、この店に立ち寄って来ました。
表参道の店のようでした。ごちゃごちゃしたウインドウではなく、すっきりシンプルに展示してあるのがチェルキ宮殿とマッチしていて不思議な空間をつくっていました。
店員さんも私は別に買いに来たわけでなく、お店を覗きに来ただけなのにとても親切にいろいろ教えてくれました。
gentenのコンセプトを手短に言うと、環境にやさしい(化学的なものは一切使わない、長く使えるように考えられている)。
それが皮のなめし(タンニンなめしという自然の方法だそうです)だけでなく、糸や金具に至るまで全て環境に配慮したものというから驚きました。
さらに日本に60店舗近くを展開しているそうで、修理も日本でできるなら安心ですよね。
印字もできるなど、思い出になるものが手に入りそう。その印字も普通はイニシャル2文字くらいですが、もっと長い文字も入れられるそうで、これは他にないと思います、しかも無料。
さらに実演もしているそうで、

時間は不規則と聞いて困ってしまいましたが、確実に職人さんがいるのは
土曜日の10時から17時半

職人さんのマウロさんです。
特に日本人に人気のあるものもチェックしてきました。
ベルトなど、100ユーロ~
皮のブレスレット 25ユーロ~、蛇革を使うと40ユーロ~
どれもイニシャルの刻印もOK&無料です♪
一つのデザインに数はあまり作らないとおっしゃっていました。
IPHONEケースも新登場。
いいものを長く使うというのは、昔のイタリアを見るようです。
特に靴などは何度も修理して長く使うもの。
その考え方が、日本からフィレンツェに入ってきたブランドに共通するなんて、少し面白いとおもいませんか?
私は全くウィンドーショッピングなどしないのですが、今回ばかりはフラフラとあれよこれよと長居をしてしまったわけです。
すっかりサッカーの応援をしそびれてしまいました・・・
逆があっても、フィレンツェに参入する日本のブランドって絶対珍しいと思い、ちょっと載せてみました。
是非日本から来られた際は、ちょっと覗いてみたらいかがでしょうか?
あの空間と丁寧に仕事をされた革製品が待っていますよー。
やっぱり日本で買うより全然安いんですって。
genten
Vicolo de’ Cerchi, 1 50122 Firenze
info@gentenfirenze.com
+39 055 27 76 472
http://gentenfirenze.com
無休です。昼休みもないです。
沢山の方にこのブログを開放すべく毎日頑張っています。
ブログランキングに参加しています。
お手数ですがポチっとクリック応援、ありがとうございます!!!
↓ここをクリック♪










にほんブログ村