みなさんこんばんは
昨日のドゥオモのクーポラの続きを書こうと思ったら、ひょんなことが起きたので今日はこれを紹介します。
事前にお断りしておきますが、なーんの情報もないお話です。

私、只今開催中のミラノ・サローネに行ってきたんです。
無事仕事が終わり、フィレンツェに帰るときのこと。

地下鉄でRho-Fiera駅からミラノ中央駅に向かい、コーヒーをバールで頂き、購入分のフィレンツェ行きチケットの時間変更をしてユーロスターに乗ったんです。
私の乗った車両は殆どがミラノ・サローネに来ていた方々ばかりでした。
自分の席で仕事のスケジュールを書き込んだり、メールのチェックをしたり時間をつぶしていたところ。あることに気づきました。
財布がない。
おっかしいなぁ、と思いながらよく探したのですが無い。
何が入っていたっけな?お金といくつかのお店のカードと、ID。
でも、自分が驚くほど平静だったんです。「冷静」ではなく、平静。
『お金は仕方ないし、財布はボロボロだったのでそのうち買えばいいかと。IDは再発行だな』
私、本気で自分が大丈夫かと思いました。
私事なのですが、これ、結構大変なことですよね。
で、今気づいたのですがBANCOMATも入っていたんです。
これ言うとマウ君に「これはカラビニエーリにすぐ行け」と言うんです。
顔が怒ってる・・・(怖)
あー、面倒だなぁって。今日は遅いから明日でいい?なんて聞いたりして。余計怒らせたりして。
盗まれてはいない自信はあります。でも落としたり忘れたりもしていないと思います。
確実にバールまではあった。一体どこで紛失したのでしょう?
隣に座っていたフィレンツェ人のミラノ・サローネ関係者は恐らく無関係です。
こっちの謎のほうが私にとって興味があります。
例えば大事な人から貰ったものとか、写真とか、その人にとって大切な物って私にとって財布よりも重要です。
一度私が友人から譲り受けた長傘をマウ君がどっかに持って行ったか誰かにあげたかしてしまったとき、私は烈火のごとく怒ってしまいました。今となってはどうしてあんなに怒ったのかちょっと解らないのですが・・・
去年の私の失態。
ホテルにサングラスを忘れた。
ホテルにiphoneの充電器を忘れた。
傘をバスに忘れた・・・等々。
数年前にPiacenzaのバールに携帯電話を忘れたときに「私はこういう駄目な人間なんだ」と10秒くらい反省して、その後のVeneziaでさっさと新しい電話を買いました。
ただそこで学んだことはその携帯電話の中に入っていた大事にしていたSMSの会話とか、画像とかはどんなに悔しがっても帰ってきません。
それは今でも嫌な思い出です。
ただそれはかなり懲りたようで、大事な電話番号などは別に記載してありますし、画像も常にPCに落としています。
とはいえ私のブログは『私の足跡』であり、フィレンツェのガイドとしてのブログも頑張ろうとしていたにもかかわらず、やはりどうでもいい私個人のこともたまには載せてもいいのかなと思っています。
何を言いたいのかというと、
ブログをやっていてよかったな。
とつくづく実感しました。
明日早朝、さっさとカラビニエーリにいってきます。
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