みなさんこんばんは
注)今日はフィレンツェのお話ではないですよ。
本日、ある一冊の本をまた読んでしまいました。

↑「坊っちゃん」夏目漱石(1906)
文を読むのが苦手な私が幼少の頃から現在に至るまで読み続けている近代小説が「坊っちゃん」です。
内容をみなさんに話すまでも無い夏目漱石の代表作ですが、一年に何度が読みたくなるため、常に身辺に置くようにしてかなりの年月が経ちます。
↑昭和41年に映画化された「坊っちゃん」、主役は坂本九さん、マドンナ役は加賀まり子さん。
おそらく文面が簡単な為、児童が読むためなのでしょうが、私は未だにこのお話が大好きで、読むととても元気になれます。
生前の父は映画がよく好きで、数多くの新旧問わずに映画を見てきましたが、父は何度観た映画でも「この映画、いいなぁ~」と言っては母に「この映画、アナタ4回は観てるわよ(母が少なくても4回は父と一緒に観たの意)」とつっこまれるくらい、良くも悪くも観たものを忘れてしまう癖(というか得意技)がありました。
父の血を引き継いだ私も意外とそのケがあります。だからといって「坊っちゃん」だけはあまりに読みすぎてそらで読めるのではないかと思うぐらい頭に入っています。
それでも何故読んでしまうのかと言うと、そこが夏目漱石の凄さだと思うんです。
私は国語が全くできませんでしたし、いい点数も取ったことが無いので文学的に長けているとか、文面が秀逸とかわかりません。でも飽きないし面白い。
昔から「坊っちゃん」みたいでありたいと思っていましたし。でも「坊っちゃん」の様に生きるって難しいんですけどね。
松山も何度かそれが理由で行ったくらいですから、相当ですよね。
日本人の著書はいくつかイタリア語で売られていますが、「坊っちゃん」はあるかしら?
私の唯一の愛読書の話でした♪
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