みなさんこんばんは
バックナンバーは、
①モザイクと世界遺産、
②さんぽ、
③異端派の洗礼堂、
④クラッセの美しきモザイク、
⑤プラチーディアの想い、
⑥コンスタンティノポリスをラヴェンナに、です。
再びラヴェンナの世界遺産に戻ります。
ラヴェンナ4:クラッセの美しきモザイクの章でご紹介したサンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂を紹介しましたが、今回はサンタポリナーレ・ヌォーヴォ聖堂(Basilica di Sant'Apollinare Nuovo 世界遺産)
nuovoとは新しいという意ですが、こちらの方が5世紀末に出来た聖堂ですのでクラッセ(クラッシス)の聖堂よりも古いものです。ただ、初代ラヴェンナ司教である聖アポリナリスの聖遺物をクラッセからこの聖堂に移動させたことからnuovoと名づけられました。
内部は三廊式のバジリカです。当初はテオドリクス(454-526 東ゴート王国の初代王)が王宮の隣に作ったもの。アリウス派のものとして作られましたが、のちにユスティニアヌス帝によりその痕跡を消すように改修させています。
モザイクはストーリー仕立てになっています。
左の列柱上、アプスに向かってまずクラッシスの港。
聖女達はある場所に向かっています。
東方三博士の礼拝ですね。彼らが聖女たちを導いて進む先は・・・
聖母子。
右の列柱上、テオドリクスの王宮。
聖人たちが進む場所は・・・
キリストへ。
オリジナルのアプスは完全に存在せず、作り直されています。
聖堂の出口をでると葡萄がなっていました。
今年のワインは冷夏でどうなることやら・・・・
明日で最後のラヴェンナにしたいと思います。
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