みなさんこんばんは

じゃーん、ウフィツィ美術館です。
今日は3月1日、日曜日です。第一日曜日は国立美術館が終日
タダ
なんですね。これに合わせてイタリア人の家族連れなどが沢山列に並んでいました。
勿論観光客もたっくさんいましたよ。

コレをはじめたのは3,4ヶ月前からでしょうか。
ここ、ウフィツィ美術館も長蛇の列ができていましたが、
午前中は約40分ほど、午後は30分ほどで入場できました。

在30年の先輩ガイドさんの話ですと、昔もこの制度はやっていたそうですが、現在のように観光客が多かったわけでもなかったので、無料の日でも家族でこんな行列に並ばずに美術館を楽しむことができたとか。
地元の美術館がどんなものだかを気軽に楽しめる時代がありました。
それがどんどん観光客が増えることで、のちに予約制度も始まり、このあたりからどんどん商業化してしまったこれら美術館たち。なんだか考えさせられます。

当然、このような違法な道路での観光客向け販売も当時はなかった訳で・・・

パトカーがぶーん、と通ると彼らは逃げます。
逃げる=違法ですから、わかりやすい。

で、パトカーが行ってしまうとまた商売を始めるいたちごっこ。
建物は何百年もそこにあるのに、人々が変わってしまいました。
小雨も降ってきて、なんだか切ない気分です。
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