みなさん、こんばんは
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1.
450年前に作られたあの回廊を歩く
2.
ヴァザーリの回廊と22年前の悲しいテロ
3.
ヴァザーリの回廊に入ってから二人の有名人
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アルノ川とヴェッキオ橋を眺めながらのヴァザーリの回廊さんぽはとても楽しいものです。

この辺りは美術品の絵画が並んでいて、自画像コレクションではないんです。

ヴェッキオ橋を渡ると、丸窓から眺める貴金属のお店たち。
ローマ時代、橋はここにしかありませんでした。なぜここに橋を作ったのかというとアルノ川の流れが緩やかなのがここなのと、川幅が短いのがここだったからです。
洪水のたびに作っては流れ作っては流れ、1333年、橋は一気に流れます。
その後、ネーリ・ディ・フィオラバンテにより作られました。橋の上は肉屋などの生鮮のお店が200店舗くらい並んでいたそうです。その後、1560年、コジモ一世によりウフィツィが作られ、1565年にヴァザーリの回廊が作られると息子のフランチェスコ一世が言いました。『くちゃい!』。廊下を歩くメディチ家の人には生鮮食品を扱う店が下にあると臭かったんですね。で、店を廃止して貴金属のお店にしたのです。

橋の真ん中は上からみるとこうなります。
えっと、何か頭像がありますね。これ、ベンヴェヌート・チェッリーニ(Benvenuto Cellini 1500–1571) いう彫刻家です。またはチェッリーニはフィレンツェの金銀細工の師と言われています。ベッキオ橋の上にはたくさんの貴金属のお店があることからチェッリーニの頭像がラファエッロ・ロマネッリ*(Raffaello Romanelli 1856–1928) によって作られ、1901年に設置されました。チェッリーニのフィレンツェで有名な作品としてはシニョリーア広場にある『ペルセウス』でしょう。

ありゃ、像を囲む枠にはなんだかついています。

鍵の山。南京錠などたくさんついていますが・・・・
これ、恋人同士が愛の誓いを立てて鍵をかけ、鍵を川に投げるっちゅうやつね。

鍵がちょっと高価なものもあるし、名前を刻んだ凝ったものも。
こんな願掛けが若いなぁと思います。

老婆心ながら、別れる時にはこんなんしても別れるんだよーと言ってあげたい。

廊下から見るメディチ家の人々はどんな住民の表情を見ていたのでしょうかね。

通りは同じでも、歩く人々は昔より自由になっていますか?

今日はこのヴェッキオ橋まで。続きは次回。
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