みなさんこんばんは

アントニオ・メウッチという人をご存じですか?
Antonio Santi Giuseppe Meucci (1808–1889)、フィレンツェで生まれニューヨークで亡くなった発明家です。
混沌とした時代の流れでメウッチはトスカーナ大国からキューバ、さらにアメリカにわたります。1854年に寝室と事務所をつなぐ電話を発明します。

ところが、特許をとるにもお金が必要、貧困だったメウッチはそれがうまく継続できませんでした。ベル(Alexander Graham Bell 1847-1922)により電話を発明されたことになり、1875年にベルはとうとう特許を取ってしまいます。

イライシャ・グレイ(Elisha Gray 1835–1901)も電話の特許の申請をしますが、ベルに遅れること2時間でした。
メウッチか、ベルか、どちらが電話の発明者ということで裁判にもなりましたが、裁判中にメウッチは亡くなってしまいます。
2002年、アメリカの議会によりメウッチが発明したという決議がなされました。
わずか150年前の大発明は時を超え、携帯電話やインターネットなど様々ものに変化し、進化しつづけています。私たちの生活は彼らによって明らかに変わったといえます。
賛否両論がありますが、フィレンツェではこのような石碑(タルガ targa)があります。

『電話の発明者』として明記されています。
異国の地で無念の死となったメウッチ。フィレンツェ人にとっては誇りの人物ですね。

このタルガはレプブリカ広場にほど近いフィレンツェ中央郵便局ならびの壁にあります。
通りがかったらぜひ見上げて思い出してください。
みんなヒゲがある。たまたまですかね?
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