モンテリッジョーニのロマネスク教会

みなさん、こんばんは

モンテリッジョーニへ行ってきました。昨日も行ったけど、これは先週の画像です。
昨日は大雨に恵まれて写真どころではなかったからです。

市壁の中は40～50人ほどの人口と言われていますが、夏になるとバカンスで戻ってくる住民もいますのでもう少し盛り上がります。季節により人口の変わるところなのですね。

この小さな市壁の中に目抜き広場（Piazza Roma）があります。雨上がりの晴れ空ということもあり、トスカーナの片田舎という雰囲気満載です。

その広場にそびえたつ、フィレンツェから来た人間にとっては比較的小規模な教会があります。
『被昇天の聖母教会（Pieve di Santa Maria Assunta）』と名付けられたこの教会は中世のものです。1235年ごろに完成しました。

ロマネスク様式のこの教会は1597年から1608年の間に修復がなされました。

1700年代末には鐘楼も作られました。

中は至極シンプルな作りでありますが、これがモンテリッジョーニのサイズと合っていてホッとします。

この先にはサン・ジミニャーノがあります。サン・ジミニャーノはフィレンツェがシエナに対する前線地区、ここモンテリッジョーニはシエナがフィレンツェに対する前線地区。この攻防戦の結果、シエナがフィレンツェに征服される1500年代半ばから緩やかな時代を送り、今に至っているということです。
ちいさな町の流れる歴史を感じて、沢山の観光客が来て、知ってもらえるのがうれしいと町の人々も話していらっしゃいました。

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