ジャコモ・プッチーニ家からフォロへ：ルッカさんぽ

みなさん、こんばんは

今日もルッカを観光お伝えします。
バックナンバーは、
1.訪れるべき美しい町ルッカです。

さて、ルッカという町はトスカーナ州にあります。近郊にはピサなどもあり、併せて観光する方も多いです。

バスや電車でもフィレンツェから行くことができ、駅を降りれば城壁内まですぐ。
城壁に入るとそこは中世の町が広がります。

バスも止まるヴェルディ広場からまっすぐ城壁内の中心に歩いていくとチッタデッラ広場に出ます。
そこにはジャコモ・プッチーニの像が。

色男ジャコモ・プッチーニ（1858-1924）、ルッカが誇る作曲家。『トゥーラン・ドット』『蝶々夫人』『トスカ』『ラ・ボエーム』など名だたるオペラの名曲を手がけました。

音楽家族のそんな彼の生家がこの広場近く（画像奥にあるアパートね）あり、今となってはミュージアムとなっています。

このアパートの緑のひさしがついている窓（ベルシアーナといいます。日本でいう３階、イタリアでいうセコンド・ピアーノね）から朝、空気を入れ替えるためにジャコモは窓を開けます。

少年ジャコモが窓から左に顔を向けると、教会がみえるんです。

サン・ミケーレ教会。1200年代に作られたものです。ここにあるサン・ミケーレ広場はフォロと呼ばれるローマ時代の公共広場でした。市場などが立ち並び、様々な国の巡礼者や商人たちがやってきたのです。もちろん市民も！目抜き広場だったのですね。

さらにここに面するものには1300年代の建物、

1494年に作られた建物などがあり、様々な様式が混在する広場です。

サン・ミケーレ教会の外壁には面白い落書きが残されています。

商人たちが残したもので、町並みなどをいたずら書きしているものが約700年前のもの。

教会に落書きなんて罪深いですが、その当時の雰囲気を描かれています。

船の絵などもあって、貴重なものなのでしょうが、特に保存されているわけでなく直で見ることができます。

昨日の記事でご紹介したルッカのドルチェ、ブッチェッラートの店はこの広場に面しています。
Buccellato Taddeucci
PIAZZA SAN MICHELE 34 - LUCCA - ITALY
TEL. +39 0583 494933

明日もルッカ観光です。

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