みなさん、こんばんは

フィレンツェ、オルサンミケーレ教会(Chiesa di Orsanmichele)です。

目抜き通りのカルツァイウォーリ通りに面するこの教会は8世紀にオラトーリオ(Oratorio di S.Michele in Orto)というキリスト教の集会場のようなところとしてつかわれていました。
それをドゥオモやヴェッキオ宮殿などの建築に携わったアルノルフォ・ディ・カンビオが1290年に穀物を扱うメルカートとしてロッジャ(開廊)をつくります。
ところが1304年に火災に遭ってしまいます。
その後ロッジャは閉ざされ、さらに教会へと生まれ変わりました。

要するに教会として作られたのなら平面図はT字型や十字型になるわけですが、これは珍しい四角形の教会です。
外壁には壁がんがあり、ドナテッロやロレンツォ・ギベルティなどが各同業者組合から依頼された彫刻で飾られていますが、これらはコピーです。

私はガイド受験生のときに毎日のようにウフィツィ美術館に行っていました。そのとき必ず通るこの教会の壁がんに飾られた彫刻、製作者、年代、同業者組合、内容を覚えるため必ずわざと教会の周りを一周してから美術館に行きました。頭ではなく感覚で覚えようとしたんです。懐かしいな・・・
何度覚えようと思っても頭に入らなかったニッコロ・ランベルティという彫刻家もいたな。14もの壁がん&彫刻があって恨んだよ、まったく。
内部は非常に美しくまた四角の教会のため、不思議な感覚に襲われます。
次回はこのお話をしましょう。
PCがまた壊れてしまったようです。私のPCって3年ももたない。仕方なく古いPCを使っているのですがもはや使いにくく、時間がかかって仕方がない。今回はここまでで勘弁でーす(涙
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