道路上にある2000年前のあしあと

みなさん、こんばんは

観光シーズンが始まったフィレンツェでーす。ここ数日は本当に暖かくなって、ウキウキしますね。
イタリアの春は短い（すぐに夏が来る）ので、貴重な今の季節を楽しみたい♪

ここは、フィレンツェ広場。画像真ん中を走るのがプロコンソロ通り。通り隔てて向かって左に見える尖塔がある教会がバディア・フィオレンティーナ。右がバルジェッロ宮殿。

その二つの建物の間の道路上には弧を描いた金色のラインが見えます。
見えるかなぁ？

これはね、2000年前の跡なんですよ。紀元前30～15年のローマ時代、フィレンツェが『フロレンティア（FLORENTIA)』と呼ばれていた時代に作られた市壁に立つ塔の跡です。

ではもう一度道路上を見てみましょう。半円が二重になって金色の線があるのがみえますか？

画像の矢印の場所がまさにココ。市壁の中には東西南北、十字に道が走り、市壁内右下には現ドゥオモの位置が表示されていて、左下には半円のローマ劇場が。ここには現在ヴェッキオ宮殿があります。

みんな気づかないで素通りしていますが、

もし通った場合は足を止めてちょっと昔の雰囲気を感じてみてください。

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