宮川さんのミカン

みなさん、こんばんは

昨日はオレンジな話をしましたが、今日も続き。
果物屋のレオナルドのお店にお目当てのミカンが昨日は無かったもの。『明日は入荷できると思うよ！』と言われ、期待して市場に行くと本当にありました。

ミヤガワのミカン。１キロ買って2.30ユーロくらい。『MIAGAWA』ってワイが入っていないのはさすがYのないイタリアらしさか？

レオ曰く、『25年ほど前にミヤガワという人がシチリアに持ち込んだミカン』だと。
へー、そんなことあったんだ。

なーんて思っていたら、ちゃうねん。

これ、温州みかんなんですね。その中でも宮川早生という種類のものだと。
20世紀初めに福岡の宮川邸で発見されたみかん。素人でも育てやすいとか青いうちに摘み取るほうがいいなどの特徴をもつらしい。
・・・あー、ミヤガワさんのミカンなんだけど宮川さんが持ち込んだミカンではなかったんだ。

甘味は少な目だけど、これが私にピッタリかも。
福岡出身ではないですが、懐かしく感じつつ酸味の多いミヤガワさんを頂いたのでした。

さて、ミカンな一枚を。

ウフィツィ美術館にある有名アーンド人気の『プリマヴェーラ（春）』ボッティチェッリ作。
奥に見える野生のミカンの木。これがミヤガワさんだったらおもろかったのにね。




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