みなさん、こんばんは
私が手術した10月10日、手術前に病室を訪れた看護師さんに訊いてみる。
『今日はいくつぐらい手術があるのですか?』
私と同様の手術は6件、婦人科・産科併せて20件ということでした。
手術をしたその夜は手術部分の痛みより、麻酔の覚醒が吐き気などを引き起こして、落ち着きませんでした。一つの体勢にしておくとどうしても辛くて、体を反転させたり、それもしんどくって。麻酔の件は私があまりに苦しむことから深夜看護師さんと麻酔医が来て、何かの機械と点滴をつないで、
『凄くつらくなったらこのボタンを押すとここからお薬が点滴と合流して流れるから。そうするとちょっと楽になるから』そう言われた。
薬嫌いの私、薬に頼るのもいいけど、頑張れるなら痛み止めはなるべく避けたい。枕元にあるボタンを見ては無視し、見ては無視しながら夜を過ごしたような気がします。翌朝わかったことはこれはモルヒネでした。耐えて使わないで良かった。
横を見ると、隣のベッドでリべちゃんも苦しんでいました。私はみんなこの手術をやった人たちは乗り越えて普通の生活にちゃんと戻っているんだから、辛抱はここ数日だと思えばガマンできますもの。
そして朝。眠れたような、眠れなかったような。
『おはよう、調子はどう?』
『辛いけど、そのうち良くなると思うわ』
『がんばろうね~』なんて話をリべちゃんと交わしたのですが、
実は彼女は手術中にさらに重要な腫瘍を発見され、当初の予定と変更して開腹手術がおこなわれたのです。麻酔から目覚めたリべちゃんは痛みとショックで混乱しているようでした。
そんな手術後初日の朝ごはん。レモンティーとフェッテ・ビスコッターテ。私は紅茶だけ頂いたのですが、あまりに喉が渇いていたのでとっても大事に飲んだのを覚えています。
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