みなさん、こんばんは
今日も中央市場からでーす。
ここ一カ月ほど、市場地上階の住民たち(お店を持つ人々)とヴィジリの間でちょっとしたすったもんだが続いています。
ヴィジリ(vigile/i)とはコムーネの警察に当たります。ここではフィレンツェ市の警察っちゅうことですね。市場地上階には沢山のお店があり、そのお店の区画からはみ出さない。つまり、公道(?)に店が飛び出ないということになっています。うちのお店は完全アウトね。
それを違反すると・・・
罰金なのです。ただ、罰金を払っても入りやすいお店づくりをするとどうしても道にはみ出してしまう。はみ出さないで営業した場合、にぎやかさが減るためお客様が入りにくくなってしまう。
なら、毎回ヴィジリからチェックを受け、さらに罰金を払っても外に出す店もある。うちもそう。
そんなんで、なぁなぁになっていたルールですが、とうとう強硬手段に出てきた。
なんと今回は罰金だけでなく、15日の営業停止というペナルティーも付け加えられた。エライこっちゃです!!
営業できないのは困る。本当に。みんなどのお店も出っ張っているところはある程度のモラルを守って道を完全に塞ぐようなことはしていないし。
ということで、先月私がお店を休んでいた頃にこの話がでて、ヴィジリは私たちに猶予期間を与えていました。ところが、今週とうとうヴィジリが最終判断に動き出すという噂が住民たちの間に回ったわけです。
そしてこれ、うちのお店もここまで外に出した商品を引っ込めました。いやー、大変だったです。ワインのケースもどんどん届くし外に置いていた商品を置く場所が中にも無いし・・・他のお店もそれに対応するところも少なくありません。
そして午後になって、何故かこんなんなりました。
なんと、また商品をお店の外にうちも出したのです。営業停止の危険を冒して何故私たちがこの暴挙に出たのかは、また明日。
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