みなさん、こんばんは
フィレンツェは観光客のリピーターが多い。
4年に一度来る、オリンピックタイプの人から、
毎年同じ時期にやってくる、季節の風物詩的なお客様も。
決して少なくないのが年に2度3度とお店に来られる常連さんも。
私はこの現象をこう呼ぶ。『フィレンツェ中毒』。
小さな町に沢山の見どころがあるのがフィレンツェ。
何度もここを訪れるとさすがに観るものは見尽すはず。それでも来る。
そんな中毒者達の言い分は『地図をみなくてもブラブラできるから』。それだけでも楽しいと声を揃えて言う。
こうなると観光客とは呼びにくい。むしろリフレッシュとか、本当に『バカンス』なんですね。
街を歩いていて見ることができる、ヘトヘトの観光客の方たち。
あそこもここもとまわって疲れてしまうのは分かりますが、ちょっと気の毒。
せっかくイタリアまで来たのだから、見どころは全て抑えたいという心意気には脱帽だけど・・
フィレンツェは逃げません。だから欲張りしないで見どころを選んで遊んでもらいたいですね。心残りがあったら、また来ればいいのです。
その繰り返しが中毒を起こします。
『これが最期のフィレンツェなんだ』なんて捨て台詞とともにそれぞれの国に帰る常連さんは大抵次の年、
照れた顔を店に出し、小さな声で『・・・また来ちゃった』だって。
だから言ったでしょ、フィレンツェは中毒になるのです。
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