みなさん、こんばんは
寒い市場で話をしているとどうしても暖かい食べ物に行きつく。
鍋物の国の日本人だから汁物、スープとかは冬にはどうしても欠かせない。
『私、コーンスープが飲みたくってミキサー買ったんです』とお店のスタッフの子に言われ、『あー、なるほど』と思った。
確かにこのイタリアにはコーンポタージュが無い。恐らくイタリア人は好きだろうに何故ないのだろう。
そんな私も自宅にある安物のミキサー。イタリアではアスパラやアーティチョークなどもブイヨンで煮てミキサーにかけ、生クリームや牛乳で味を加えてクリーム状のスープを作る。そんなスープはあるのにイタリアにコンポタはない。不思議なものだ。
そんな話をしていたら、私が日本で働いていた時の同僚で三沢さんという人を思い出した。実はツッコミどころのあるかなり貴重な人となりなのですが、それを話すと長くなるし大体今回の事には関係ないので割愛します。
そのOL時代のこと、朝出勤したオフィスではコーヒーやお茶を頂く人が多い中、三沢さんは徹底して温かいコンポタの缶を自分のデスクで飲む。『三沢、やめろよぉ、臭いんだよ』なんてからかわれたりしていたものの、三沢さんはぶれずに朝コンポタを止めなかった。
ふと『あー、懐かしい。三沢さん、元気かな?』と思った。
1966年生まれ、ひのえうまの三沢さん。勝手に私、イタリアからアナタを思い出していますよ。
コンポタからの三沢さん。
そんなよもやま話でした。
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