みなさん、こんばんは
フィレンツェは気温が落ち着いたのかしら?
日中の温度は随分暖かくなりましたね。
昨日の市場にも沢山の人がやってきて、『あー、シーズン到来だな』と思うのです。
そんな中央市場地上階より。
歴史的建築物の中で働くのは、個人商店の集まりです。
狭い敷地でちょっとした派閥のようなものや、小競り合いがあったりして、中にいる人間としてはバカバカしいと思うこともちょいちょいあります。
それをまとめようとするのが中央市場協会なわけですが、気の強いフィレンツェ人がまとまるはずがなく、納得のいく収まり処がない想いは年々募ります。
これは小さな『世界』であり、まさに世界、EUの縮図のような感じがします。
力の強い店、強い派閥があればそうでない微力ながらも頑張っているところもあります。それはEUで言う仏独英のような存在のお店があるのですね。主に肉屋だな。
協会のヴァレリオは広報を担当し、地上階の方向性をそれぞれのお店に伝えに来る。土曜日もプラプラとやってきて中身のないことを話に来る。私にとっては臨時開場時間くらいが重要で、なるべくブログでお伝えするようにしていますが、それ以外はしょーもない内容が殆ど。
『市場のHPをちゃんと作っています』て意見はヴァレリオ。
また土曜日もどうでもいい話を店にしに来た。
『ちゃんと作っているならHPに明記されている7.00-14.00という時間をいい加減15.00に変更したらいいんじゃないの?閉店時間が変わったのは4年も前ですよ』と私が言うと、
『う、うーん』と先方、ぐうの音もでない。
なんてことはない、各店が払う3か月ごとの協会費をもらいに来ただけで、偉そうにしっかり運営しているように言われたって、私は何とも思わない。
言う事は言うが、変わらなくても意見を言い続けるべきだな、な。閉店後に自問自答
そう思うと、うちの店はEUの中のイタリアのような存在なのかもしれない。
力、ないね~・・・
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