みなさん、こんばんは
サンジミニャーノのワイナリーにて。
ブドウの収穫が終わり、まだまだ忙しそうな雰囲気です。
白ブドウ、ヴェルナッチャ種の畑にお邪魔してみる。
あーあ、秋色に変わりつつある…
そう。寂しい感じが出て来て、忙しい畑での出来事は過去形で、
今はこちらで毎日機械を動かしてフル回転の日々。
その結果、ブドウの残り香が。この時期のワイナリーはブドウの香りで溢れてる。
もっと言うと、キャンティ地方全体がフワーッと『美しい』かほり。
皮だけなのに、季節を感じるキャンティ地方の風景は、視覚と臭覚から感じる秋なのです。
今年は収穫量も多く、出来がいいよといろんな場所から聞こえてくるが、ビジネス的にはそりゃそう言うかな？
と、間も無くすると枯れ果てるブドウ畑の葉っぱを見て『そこら辺、本音はどうなのよ？？』と語りかける私。もちろん返事なし（涙
お客様には『秋のブドウ畑は今しか見れない素敵な光景ですよ』とお伝えしたものの、良く考えたら春夏秋冬どれも『今しか』の風景なのに、『なるほど〜』と相槌を打つ優しい皆様に感謝。ここからひたすら朽ち果てて、４月上旬に若葉が芽生えるその日まで私は見守り続けるのです。
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