みなさん、こんばんは
ポルトヴェーネレでの滞在は意外と雨が一時的に止むというラッキーな状態。
これがいつまで続くかは分からないが、そのまま観光しよう。
ポルトヴェーネレの先端にあるサン・ピエトロ教会。灰色のシックな色合いはオシャレ感満載だ。階段を登り、先端の先端までたどり着く。
上って左を見るとパルマリア島が存在感抜群。
右を見るとそんな遠くないところに行くべきだった『チンクエテッレ(5つの村)』がある。よく見えないが、こんな天気だ。でも雨は止んでいる。
サン・ピエトロ教会は天候のせいか入ることはできない。
11世紀の教会を後にして、これから12世紀の教会を訪ねに行く。ポルトヴェーネレは細長い町のように見えるが、階段を上って降りての水平にも垂直にも造られた所で、足元を気をつけつつ、再び悪天候になる前の読めない時間の間にさらっと町歩きをする。
町の中腹にあるサン・ロレンツォ教会はサン・ピエトロ教会と共に町を守る建物だ。シニョーラが教会に入ってくる雨を雑巾で掃除していた。
『大変ですね』と声をかけると、『お気遣いありがとう』とニッコリ微笑んでくれた。
よってこの教会は入れた。どっしりした建物を見ると、やはり狭い階段の道のみがあるところにこれだけの大きさの建造物があることに、当時はどのような街並みだったのだろう。いずれにせよ不思議な感覚を覚える。
さらに階段を登り、町の頂点にあるドーリア城へ向かう。この町はどこを歩いても行き止まりがほぼなく、登ればドーリア城、降れば海岸沿いまでたどり着ける。地図などいらないくらい単純な作りで、でも物凄く効率的である。恐らく治安もいいのだろう、家々は時に大きな扉を開けて簡単に中を覗けるような状態だった。天気が悪いのにこの時期の天候には慣れっこな住民なのかもしれない。
10月31日まで入場が可能と書かれているドーリア城。この日は臨時休業している。残念だ。
昼食を取ろうと城を後にすべく階段をひたすら下りる中、強い雨の足跡を目にした。足元が悪いので、ゆっくりゆっくり歩く…
つづく
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