みなさん、こんばんは
中央市場でーす。今日は予定を変更して、観光客のトラブルのお話をします。
今日、市場にて。うちの店の隣には生パスタ屋があり、その生パスタ屋が同じ敷地でやる立ち喰いパスタ屋で財布が無くなったと言う若い日本人女性がいた。よくよく話を聞くと、そうでもないかもしれない。
パスタを食べて、市場を後にして、露店をちょっと見ながらホテルに戻って買って来た荷物を置いたところで財布がないことに気づいたと言う。最後に財布を使ったのがパスタ屋だったから、そこで盗まれたのではないかと不安になってまた市場に戻って来たんだと。
それも財布という訳ではなく、ジップロックに入れた財布がわりの袋を盗まれたのだと。そのジップロックの中にはユーロの紙幣と硬貨、クレジットカード、デビットカードなどがあったという。もしかしてお買い物袋の中にその袋を入れてしまったのではと訊いたが、探しても見つからなかったと。
『誰か拾ってくれたり、見つかることはないでしょうか?』と聞かれて、『難しいですね』と私は答えた。見つかれば勿論ラッキーだとは思うが、非常に可能性の低いものに望みのあるいい加減な返答は出来ない。彼女は動転しているように見えた。私はこういう場面に何度か出くわしたことがあったので、冷静にお話しさせてもらった。
『まず、カードの使用をストップさせてください。そしてカラビニエーリに行って盗難届もしくは紛失届を出してください』カラビニエーリというのは国家憲兵と訳されるが、要するにこういうトラブルの書類を作る所でもある。ボルゴ・オンニッサンティ通りにあるカラビニエーリ(Borgo Ognissanti, 48 Firenze TEL:055 27661)ならフィレンツェ中央駅からも近く、24時間空いているし、英語で対応してくれる。
その若い日本人女性はイギリス在住(留学生っぽい)で、友人と観光に来たそう。だから金額的なものは何か友人が手助けしてくれるだろう。でも私が心配していたのは彼女が滞在許可証も一緒に盗まれてしまったと言っていたことだ。入国等に厳しいイギリスのこと、何か問題がなければいいと気の毒になった。
『別に私は日本から海外旅行だし』と関係ないと思うのはとんでもない話で、まず透明で誰もが見ることができるジップロックに紙幣や小銭を入れている時点であまりお勧め出来ない保管の仕方だ。財布には必要のない日本円や運転免許証など使わないものを一緒に持ち歩かずにしておきたい。どんな防御方法でもルールはないが、私ならその国に入った時点で必要のない貨幣・紙幣は別にして、財布にはその国のお金のみ入れる。身分証明証などの重要なものは別管理。クレジットカードが複数ある場合はそれもカードごとに別管理。パスポートは毎度言う通り、マストで盗まれないように注意いただきたい。
この事件は結論から言うとどうして盗まれたのか(もし盗まれたのだとしたら)ちょっと不自然である。彼女は常にバッグを前に持って来ていた。それに海外在住者である。それくらいの危機管理は出来ていると思うからだ。しかし現実として彼女のバッグから財布(というジップロックの袋)は無くなった訳で、無事イギリスに戻れることを祈るばかりだ。観光客がトラブルに巻き込まれる度に私は心が痛む。盗まれる、若しくは紛失した上、再発行という別の面倒な事務処理が待っているのは気の毒このうえない。年の瀬だからという話ではないが、年末年始の楽しい旅に胸を膨らましてがっかりした思いをすることがないように重々注意していただきたい。何よりも私が今回このお話をしたのは、『やだ、怖い。イタリア行きたくない!』と言われそうだが、イタリア旅行を嫌いになってもらいたくない上の情報と捉えていただきたい事からのものです。
旅行中のトラブルに関してはなるべくお伝えしていくつもりです。
どうぞ不安に思わずに、備えあればの世界だとお考え頂いて是非イタリアへお待ちしております。
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