みなさん、こんばんは
一年前の冬に偶然初来店したお客様女性2名。
一年ぶりの再会。前回はロストバゲージに遭って困っていたところ、私が、
『財布盗まれたり、病気や怪我をするよりよっぽどマシなトラブル』と言い放ったらしい。実は覚えていない…
よく考えると失礼な言い草に思えるが、何かあるのが旅じゃないかなと。
できれば楽しんでもらいたいので、その一つのことを悶々と思うくらいなら頭を切り替えて、『土産話ができた』『次回もしあったら勝手はわかっているから任しとけ!』くらいの打たれ強さがあると頼もしいということが言いたかった。んだと思う…
『今回は何か問題はありませんでしたか?』と訊いたら、二人が見つめ合ってニヤニヤする。何かあったんだ!
『チンクエテッレに行ってきたんです』
そう、近年シーズンオフと呼べるチンクエテッレに冬場訪れる観光客が多いこと。それに伴い店も全く開かない昔のようなことはないらしい。
特に海水浴を兼ねている人でなければ、混み混みのシーズン中に行くよりはのんびりできるはず。
なんだ、チンクエテッレでスリにでもあったか!?
と思ったが、違う。
英語のチンクエテッレ・ツアーに参加したのだと。
集合時間、集合場所の回数が多いのがチンクエテッレだ。移動は電車を使うし、通常の現地ツアーとはかなり異なる。
その集合時間を間違えた二人。
『15分(フィフティーン)と50分(フィフティ)を聞き間違えて、てっきり集合時間は50分だと思ったんです。5分前の45分に集合場所に行ったら誰もいなくって…慌てて主催の旅行会社の緊急連絡先に電話したら、間違えていたことを知って』
あー、それは災難でしたね。でもこうやってフィレンツェまで戻って来られたのですから、結果オーライ♪
決してないことではないが、あってもおかしくない聞き間違え。
私たち添乗員、ガイドも注意して言う人も少なくない。
15(フィフティーン)と言った後にワン・ファイヴと言ったり、聞き間違えを減らす作業を私もする。
日本人が苦手なよく使う言い回しを復習しよう。
half past eight = 8時半
quarter past eight = 8時15分
quarter to eight = 7時45分
日本語でない言語での現地ツアーに参加した場合、集合時間もついつい間違えがち。
不安に思ったら恥ずかしがらないで、ツアーリーダーに再度集合時間を聞いてみようね。
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