みなさん、こんばんは
中央市場でーす。まだまだ日本人の観光客は大学卒業旅行生が来る。
今日なんて、高校卒業旅行生がお客さんで来た。しかも一人、しかも個人旅行。すごい時代だ。若い子には旅をさせろって言うけど、親御さんもかなり攻めた教育方針なんだろう。私は高校卒業旅行は新潟、大学卒業旅行は稲取に行ったよ。自腹だったから、お金も無かったし、海外の貧乏旅行だったら国内の美味しい旅行にしたってこと。こんな私と旅行してくれる気の合う友人たちがいて良かったよ。
さて、ちょいちょいお話する『
観光客のトラブル』コーナーです。先週お店に来た、お客様はかなりカッコいい大卒旅行の二人組男の子。旅のスケジュールはローマ→フィレンツェ→ローマ。
『ローマは町が広いし、ジプシーもあの手この手で貴重品を狙っているから気をつけてね。最近はミサンガ売りの話、結構聞くから』と言うと、すでに…
経験済み!アチャー😣😣😣
だった。
場所はコロッセオの近くで、やはり黒人のミサンガ売りにどういう状況かわからないが、サクッと手首にミサンガをつけられてしまったそう。まず一人がつけられ、50ユーロと言われ、何とか20ユーロ払ったのだという。まぁ驚いたよ。
さらに不可解なのはもう一人もそのあとすぐにミサンガをつけられ、今度は40ユーロ払ったのだと。どうしてそうなったのか私にはさっぱりわからないが、彼らもわからないっていうからこれ以上突っ込みようがない。彼らはこの事件をSNSにすぐにあげたそうで、6人ほどが同様のミサンガ経験をしたと連絡を受けたんだって。でも払った人はいなかったというから今回のはちょっとまずかったよね。
二人はその経験を忘れない為なのか、このミサンガをつけ続けるという。彼らにとって平成最後の失敗であって欲しいと思ったのもつかの間…
踏み絵事件にも巻き込まれてやはりお金を払ってしまったらしい。えー、大丈夫!?(注:あまりに驚いて、払った額を聞くのを忘れた)
呆れた私に二人は流石にぐうの音も出なかった。ちょっと可哀想になったが、これ以上こんなことが続くと、
日本人は簡単にお金を巻き上げられる、とか、
思われてしまうに違いない。
これら一つ一つが、次の日本人観光客の被害者を生むことになる。
一番はこれら違法な商売がまかり通るイタリアに問題があることは否めないが、今一度毎度行われるこれらの事件を把握して、決して日本ではないこと、日本ではない事件に巻き込まれる可能性を感じて、怪しい人を近づけない、近寄らせないという心構えをロープレしてもらいたい。確かに彼ら大学生の二人は悪くないが、隙を突いて悪人はそれを見逃さないということを感じてもらいたい。
また、複数国を周遊する旅行をする大学生たちも多いが、パリでの失敗談も今年はかなり聞いた。さらにいうと、これは大学生にだけ起きる事ではない。年配の方も現金を沢山持っていらっしゃることも多い。これらも悪い人たちは知っている。
もう一度以前の記事で確認していただきたい。
傾向と対策を被害者の方に聞いて、私の記事でどこまで伝わるかわからないけど、どうか『もしかしたら自分にも起きるかもしれない』という緊張感を持って楽しくご旅行していただければありがたい。実はこれに限ってはクセづけすれば何ら難しい事ではない。了解を得て今回も情報提供をここで披露することになった。
本当に…心が痛い。どうかこのようなことがこれからの観光客の方々にありませんように。そして、被害にあった大学生の二人がどうぞ明るく社会に出て、今回の件を前向きに考えていくことを願っています。元気にガンバレ、若人よ!お金は取られたが、怪我などなくって良かった。
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