みなさん、こんばんは
面の皮が厚い、という言葉がある。私は足の裏の皮が厚い。これは勿論そういう言い回しがあるわけではない。
見苦しいので画像にはしていないが、魚の目の凄いのが私の左右の足の裏にある。かれこれ20年ほど付き合ってきた『お友達』でもある。もはや魚の目取りでは取れないほどの大きさで、その大きさは直径2センチ程まで成長している。
それに『手術した方がいいのでは』とか言う人もいるかもしれない。でもそれをしないのには理由がある。ちょっと削っていけば困らない程度のお付き合いで、比較的私と仲は悪くない。約2週間に一度ほど、足の裏の皮を薄くするには足をギューっと曲げて背中を折ってナイフで削るわけ。そうすると柔軟にもなるし、いい運動っぽくなるのよ。ちなみにチーズ削り機のようなヤスリ系道具は散々試して私の足の裏の皮が圧勝という興味のない道具はもう通用しない。
以前、池袋の東急ハンズでピーラーみたいな足の裏の皮削り機が売っていて、もう軽く10年以上前のことなんだけど、それを買わなかった後悔をずーっとしていた。あの頃その商品は非常に高価で(一万円近かった覚えがある)、とてもじゃないけど悩んで買えなかった。それからピーラー形式の皮取りに出会えず、日本に帰るたび薬局などを覗き、らしいものは売っていないか探したがとうとう出会わなかった。あの時どうして買わなかったのかと悔しがっても仕方がない。
それがいつも行くメスティケリーア(Mesticheria)にあった。ま、万屋だね。たまたま店の備品を買いに行った時に足の裏ピーラーが売っていて、その数日後にこの店に戻り、値段も見ずに購入した。こう言う地元に根付いているお店は高くないから安心はしていたけど、8.20ユーロという良心的な値段にもありがたい限りだ。東急ハンズで見た代物はドイツ製だったことをよく覚えているが、やはりこの子もドイツ製だった。何だろう、ドイツ人は足の裏の皮が厚いのか?
バカでもわかるように絵でも表現されている。私はかつて一度だけこっちのエステでこのピーラー(同じではないと思う)が、やってもらったことがあってその時に結構な金額を払ったことがある。たとえこれが一回こっきりでダメになったとしても元は取れた計算になる。家に帰り早速試すと恐ろしい程キレがいい。あっと言う間に私の希望を叶えてくれた8.20ユーロさんは素晴らしかった。ちなみにこの商品はタリアカッリ(Tagliacalli)、タリア(Taglia)が『切る』、カッリ(単数Callo、複数Calli)が『魚の目』と言うこと。
このお店はフィレンツェ中央駅から一本で行けるナツィオナーレ通り(Via Nazionale)55Rにある。ファエンツァ通り(Via Faenza)との交差点近くだ。誰に向けての情報って訳でもないが、私は非常に有難く使った。イタリアでドイツ製なんてと思わず、もし必要な人がいたら、私のように足の裏ピーラーが欲しいマイノリティがいたら、是非試してもらいたいという情報でした♪
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