みなさん、こんばんは
フィレンツェから85km。ピサにとって大事な大事な『奇跡の広場』。約1時間で到着した。
サンタ・マリア門をくぐって見える広場の風景は、手前から洗礼堂、ドゥオモ、そして一番奥に斜塔が控えている構図。
私たちが到着した9時頃はまだ人が少なく、のんびりしていた。まずはドゥオモを見に行った。
宗教的祝日の朝はミサが通常行われるので、入れるか心配だったが問題なく入れた。
しかし奥まで行くことはできず、それは観光客に限ったこと。ミサに参加する人は勿論奥の椅子に座ることはできる。
光が射してとても荘厳でありつつ穏やかな内部。できることなら近くで説教壇も、ピサの守護聖人である聖ラニエリのお墓(主祭壇に向かって右翼)も説明したかったのが残念。ちなみにガイドは説明できないので、教会に入る前と出た後に詳しくお話しすることに。
奥にあるモザイクも見事なもの。さらにその足元にあるタイルは1500年代の火事でも被害が幸運にも無く、現在も見ることができる。
天井のメディチ家の家紋をあしらった格子の柄もメキシコ産の80キロもの金を使った豪華な出来栄えで、こちらは先述の火事以降に作られたもの。
ドゥオモの内部はフラッシュなしで写真は撮れるが、程なくミサが始まってしまい、写真自体もNGとなってしまった。
ドゥオモの外に出ると、洗礼堂がある。ロマネスク様式(下部)とゴシック様式(上部)というミックスのデザイン。円錐形というのも洗礼堂としては非常に珍しい。
そして斜塔に移動する。1172年から2回の建設中断を余儀なくされても200年かかって作り上げた鐘楼。アルノ川の土砂を持ってきて作られたこの広場の土壌は非常に地盤が緩く、結果斜塔ということになった訳だが、これが功を奏して世界中から観光客が訪れるんだから結果オーライ。20年前に行われた、傾きすぎた斜塔を少し元に戻した際も、ちゃーんと傾きを残したのは当然のことで、そりゃこれがウリなんだから。因みに正面から見るとこんな感じ。
で、反対側から見るとこんな傾きに見える。後ろにドゥオモの後陣が見えるこの位置からも人気のある写真のスポットだ。
さらに、広場内にある一本道から見るとこんなんなります。この一本道から支える形での写真は定番。恥ずかしがらずにやってみよう。
次回に続く…
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