みなさん、こんばんは
友人の遅い誕生日祝いでいつもの店に食事に行った。
フィレンツェでお肉を食べる時はウキウキする。前菜を食べながら、本命を待つ。
生ハムの前菜も美味しい。本命が巨大な為、辿り着けない不安を感じても、ついつい前菜っていうのは欲しいもんだ。
クロスティーニ(鶏肉レバーのパテ)も大好きだ。私はご飯党でパンはあまり食べないが、これだけは話は別。レバーが嫌いな人だって美味しく食べられるトスカーナの伝統料理。これも食べすぎると次に行けないから危険お料理と言える。
なのにラグーソースのパスタにまで手を出してしまった。でもこれも美味いんだなぁ。
さて。
本命のビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ。通常『フィレンツェ風ステーキ』と訳される、1キロの巨大なステーキを食べる。
『フィレンツェで食べといた方がいいものは?』と言われれば、誰もが答えるビステッカ。ビステッカ(Bistecca)をステーキと訳している訳なのだが、同僚ガイドが観光客に説明する、『ビステッカはビーフステーキの元になった名称。フィレンツェのビステッカから生まれたのだ』と。私もそう納得している。
が、
…果たしてそうだろうか。言われてみればそうなのかも知れないし、のちに日本で言う『ビフテキ』なるお料理名が生まれたのだとしたら、そうなのかもと素人目に感じる。
でも時期的に名前が生まれたと言うなら一説にもある『ビーフステーキ』ありきの『ビステッカ』もあり得る。
卵が先か、鶏が先か。
元祖か本家か。
そう考えると、それ自体が気になって美味しいものをシンプルに食べる事にものすごく煩わしく感じるのは私だけ?
結局、しゃらくさい!と面倒くさくなって、美味い美味いと食べる事になった。こう言う議論は料理研究家などに任しておけばいいのだと投げ出してしまう。ダメですかね?
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