みなさん、こんばんは
チンクエテッレでーす。という最近の書き出しはしてみたものの、『まだ』チンクエテッレではありませーん。
結論行ったことは行ってきたのですが、所用でお客様たちと一緒にバスに乗れなかったんです…
私は電車でチンクエテッレに向かった。念の為、目的地のマナローラに間に合わなかった時のためにヴェルナッツァまでチケットを買う。
幸いにもバスには同僚のフェデリーカが乗っている。どうか無事に間に合いますようにと願いながら電車に飛び乗った。
気が焦っていたせいもあって、予定よりも早い出発のピサ中央駅に向かう。

9時頃にはピサに到着。次のラ・スペツィア中央駅行きは9時56分発。ラッキーだったのはフレッチャ・ビアンカだったこと。ローカル線だとラ・スペツィアへはピサから80分ほどかかるが、フレッチャ・ビアンカは45分程度で着く。
ビュンビュン安全運転で頼むと心で願いながら座っていたが、電車はどうやら思った時間(10時44分)には着かなそうだ。でも、何とか10時56分発のチンクエテッレ行きには間に合いたい。
今度は不幸中の幸いでラ・スペツィア中央駅に到着した際、チンクエテッレ行きは同じホームから出発することがわかり、2分の乗り換えには余裕で成功した。
なんとかマナローラでグループと合流。ヴェルナッツァに一緒に行くことができた。お客様にも歴史や見所、テクニカル・インフォメーションを一気にお伝えすることに。サービスはいつも同じでなければいけないから。
…やっと言える。チンクエテッレでーす。
モンテロッソも曇り空。ランチの間、同僚たちが励ましてくれた。
本当に嬉しくって。フェデリーカ、ダリオ、マルコありがとう!!!
ダリオも行けなかった日があったらしく『もう朝からお腹が痛くって、動けなくて』って言うし、
フェデリーカは『電車のチケット、会社に持ってもらいなよ』って。
マルコはいつも優しいくて寄り添ってくれる。本当にいい青年だ。
ダリオが『ナギサは同僚のみんなが全員良く言っているよ』と言った。嘘でも私を元気づけようとしてくれてるんだな。
ランチが終わると私はフェデと一緒に海へ向かった。
岩場に座りながら、いろんな話をする。
ちょっと元気になった。できることをやろう!
バッテッロ(船)も無事動き、海側からのチンクエテッレも存分に堪能してもらった。
フィレンツェに無事戻ってきて、こんな私にお客様は『ありがとう』と握手した際に私にチップをくれた。
チップは日本で習慣にはあまりないことだと思うが、時々もらうこれらはお金だ!と言うよりは、感謝と自分の仕事に対する値なのだと思っている。今回のは特に特別なものだったので、使わずに冷蔵庫に貼っておいて、初心忘るべからずの気持ちを覚えていくために。
フィレンツェはにわか雨があったようで、どこもしっかり濡れていました。
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