みなさん、こんばんは
メリークリスマスです。暴飲暴食のランチが終わり、ボケーっとしているところです。
イタリアではクリスマスのランチがディナーより重要で家族親戚一同でご飯を食べてクリスマスを祝うのです。食べるものは家庭それぞれ違うのですが、一緒に食べるってのが大切なんですね。
そして最後にパネットーネかパンドーロを食べる。私はパンもドルチェも好きでは無いのでちーっとも興味がないんだが、この時期だからこそ敢えて紹介しましょうね。どちらも1キロ近いスポンジケーキみたいな感じなんだけど、必ずパネットーネ派とパンドーロ派に分かれる。
パンドーロはPandoroと書き、『Pan d'Oro』つまり『金のパン』となる。卵をふんだんに使う為黄色いパンになる。中には何も入っていなくって粉糖が付いているからフワーッとかけて雪見感を出す。出身はロミオとジュリエットで有名なヴェローナ。
パネットーネはPanettoneと表記し、こちらにはドライフルーツが入っている。出身はミラノ。これらはクリスマスまでは5〜10ユーロほどでスーパーに並ぶ。パン屋さんなどの専門店ではちょっと高めになり、私がこの前友人にあげるのに買ったのは500gで9ユーロだった。お祝い事だし、付き合いでちっちゃいのをいただく事はあるけど、私にとって好んで食べたいものではない。人によっては朝ご飯にカプチーノと一緒に食べたりしてこの巨大なケーキを少しずつ消費していくのだ。そして年末、それから新年に入るとどんどんこの子達がお安くなってくる。下手すると1ユーロぐらいで売買される持ってけドロボー状態にそれを目当てに買う人も多い。
そんなパンドーロとパネットーネはこの時期1億個も売れるそうだ。イタリアの人口は6000万人である。私のように食べない人もいればどなたかがメチャクチャ食べている計算になる。一人あたり1.67個と言う換算だが、ちょっと嵩張るかもしれないけど季節ものなので年末年始にイタリアに来る方も食べてみるといいと思います。
※2019~20年:年末年始 中央市場地上階のオープン時間はこちらから。
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