みなさん、こんばんは
中央市場でーす。年末最後の日曜日なので臨時会場しております。今日は8時から17時。去年と同じく沢山の人がやってきてくれた。記念のワインを買ったり、ホテルでチーズや生ハムを食べるためとか、イタリア人も旅行でフィレンツェに訪れて、自宅に帰るためにトスカーナの食材を求める人などいろんな人たちでいっぱい。私はクリスマス後から大晦日までを『お祭り』と呼ぶ。お店が一年無事に仕事が終えられる感謝をしつつ2019年の締めくくりを迎える。お店の商品がどんどん減っていくのを、そう見えないように補充をして、どんな注文が来ても応えられるようにして。
さて、
今日は昨日のブログ記事でちょっと追加をしたいと思います。
年末年始も何かとスリや違法な売り物でお金を要求されたりするトラブルは一向に減りません。それで日本人が狙われる見分け方として『歩き方』を紹介したのですが、以前こんな事があったのを思い出した。
『地球の歩き方』という老舗のガイドブックがある。インターネットがまだなかった時代はガイドブックは海外旅行のバイブルであり、いろんな情報が書かれていて私もかなりお世話になっていた。現在のこのガイドブックはページをめくる部分が通常の色をしているが、かつてはブルーで統一されていた。私が持っている一番古い『地球の歩き方』は2006-07年度版でそれはすでに現在のと同じなのであまり意味がない。
インターネットで画像を検索したらようやく見つけた。これが昔の『地球の歩き方』ページのめくる端の部分のブルーなのがわかると思う。これを日本人が手に携えながら観光していたところ、『私は日本人です』とアピールしているように狙われてしまうことから現在の色なしのものになったとどっかで聞いたか読んだかしたことがある。なるほどこうやって悪いヤツは日本人をターゲットにしていたのかと。ガイドブックは無ければどうしようも無い時代に狙われたって必要だったんだから困ったもんだ。
しかし最近思う。『地球の歩き方』の問題は解決したが、ブームの大きい日本らしくみんながこれぞと使うバッグがある。ここ1、2年くらいの話だと思うが日本人が揃いも揃って同じバッグでやってくるのだ。今回初めて調べて見たが、マンハッタン・ポーテージと言う1983年に設立したNYのブランドだという。この赤のロゴが目を引くシンプルなメッセンジャーバッグなのだと。私が知ったくらいだからもちろん日本在住の方はご存知だろう。これを使う観光客は100%日本人だと思っていた。
『思っていた』というのは、今日うちに来店した中国人カップルがこのブランドのバッグを持っていたからだ。いずれにせよこれが私にとって初めて確認できた日本人以外のこのバッグ所有者で、アメリカ人が持っている所も見たことがない。私にとってはかつてのブルーの『地球の歩き方』くらいマンハッタン・ポーテージはイコール日本人って方程式が成り立ってしまう。明らかに99.9%の確率で日本人だと見分けられる。
これが杞憂であれば何よりだが、このバッグを狙って日本人だとターゲットにしているならどうだろう?あまりこう言うと営業妨害で訴えられたら大変だがそれぐらい日本人観光客の所有率が高いのがむやみに気になる。私がこのブランドについて訊いてみるとこのブランドは安くて丈夫なんだそう。私だったらこのバッグを使うならあの赤いロゴを剥がした方が安心のような気もするがこれもブログで言っていいのかわからない。だってこのバッグを持つ人が必ずトラブルに遭っている訳では無いから。でも何かの目安になってはいないかと深読みしてしまうのは考えすぎ?
使い勝手がよくって安価で丈夫は何よりだ。せめて前がけにしたりと海外旅行では愛用してもらいたい。このブランドじゃ無いから狙われないとも限らない!
※2019~20年:年末年始 中央市場地上階のオープン時間はこちらから。
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