みなさん、こんばんは
中央市場でーす。
昨日こんなことがあった。1通の手紙が自宅に届いた。住所は合っている。が、名義は私の名前ではなく友人の名前だった。たまたまその書類の手続きをしてくれたのが友人で、その名前をガッツリ書かれて自宅に届くって本当にこの国おかしい。ていうか、名前間違えるかね?
さらに昨日お店に届いた電話会社の請求書。住所はPiazza mercato centrale 1(中央市場広場1番地)となっていて、うちのステファノの氏名のみで店に届いた。これもすごい。うちの店はInterno mercato centrale(中央市場内)という住所なので住所も間違えている。なのに届いた。しかも店名も書いてないのに届いた。不思議な国だ。そして日本から届かなければいけない重要な書類がいまだに届かない。住所は間違えていないのに。いや、本当に理解できない。
郵便物に関するトラブルはたくさんあって、うちの家のポストにも通りが違っていて番地だけ合っている手紙とか、その逆とか。もっと訳がわからないのは郵便番号。一応イタリアもcodice postale(CAP)と言って番号はある。しかし店に届く封書や請求書の郵便番号が50100だったり50123だったり何が当りか私もわからない。わからなくってもちゃんと届く。中央市場地上階は沢山お店がある上、一応それぞれに店番号が割り振られている。が、その3桁の数字を私だって覚えていない。2百番台が二つあったはずなんだけど知らん。
結局市場の郵便番号はいくつなのか調べてみたら、50123が正解だった。フィレンツェ中央駅を含む歴史遺産地区のアルノ川手前までのゾーンだ。日本の郵便物は郵便番号をコンピュータが読み取って仕分けしていると聞いたことがある。イタリアでの郵便番号の扱いってどうなっているんでしょう?ちなみにどんな書類でも郵便番号を書く欄はあるのよ。さらに調べてみると50100がフィレンツェ県というざっくりした番号だと分かった。要するにどちらも正解ということなのかな。さらに50121から50145までの数字が地区によって振り分けられている。調べると面白いもんだ。
しかもその50100は現在使われていないという。でもメチャクチャ今でも目にするこの5桁の数字。これで届くんだという大切なものも、届かなければいけないのに届かない大切なものも。イタリアの郵便物事情は私だけでなく誰にも理解できないシステムで動いています。
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