みなさん、こんばんは
中央市場でーす。今日もあまり関係ないこの画像から。待ちに待った今日この日。再び建築家のセルジオと自宅で待ち合わせ。セルジオだけでない、今日は電気屋と屋根瓦を直すサラミもみんな来るという。よって一度市場を抜けて家に帰る私。いよいよ雨漏りともさよならできる!
ところが現れたのはセルジオだけ。セルジオが彼らに電話する。どうやら説明不足だったのかみんな郊外にいると…どうなってんの?2時間後に再びミートすることになって、一度市場に戻りまた自宅前に戻った。ようやく面子が揃い、みんなで我が家へ。
明日から始まる屋根瓦を変える作業は一ヶ月続く。予定では2月の上旬に晴れてこのアパートは生まれ変わる。この
屋根の修理のシリーズを始めたのが去年の5月。ここまでたどり着けた。長かったなぁ。今回の目的は修理のために必要な電気と水をうちの家から供給するためのもの。電気のコンタトーレ(メーター)が家の中にある為ちょっと厄介なことに。私はチンプンカンプンだから大人しく聞いていた。うちのコンタトーレの隣に小さなコンタトーレをつける。その隣にある小窓から線を引き、屋根にコンセントを取り付けた。水はうちの家からは難しいらしく、地上階の革屋から使うことになった。小さなコンタトーレはのちに作業が終了した際、アパートの4人で割り勘することとなる。水も同じく。
市場が終わって帰宅する際、その地上階の革屋と立ち話をした。水を供給することには同意したもののお店を開けている間に屋根瓦の作業者が店の中を行ったり来たりするのはごめんだと。そりゃそうでしょう。でもセルジオが頭をひねって考えた結果がそうなったのでどうにも協力していただかないと私の雨漏りライフは続くのだから何とか受け入れてもらいたい。このお店にとって時期的なものは閑散期なので丁度良かったそう。ならば今でしょ!協力してちょ。
名残惜しくボロボロの屋根を見る。草が生えて地球に優しくなっていた。昔の画像をみるとこんなの生えていなかったのに。セルジオに質問してみた。
『今回の屋根瓦が壊れたのは誰かが私たちの屋根に上ったせいなんでしょ?だったら新しく直した後、もしまた同じことが起きたら誰が弁償するの?』
『テレカメラ(防犯カメラ)をつけるわけにもいかないんだから、それはそれで仕方がないんだよ』
優しく返してくれたが、アンテナ業者と建築家と作業員の中でぐるぐる回っているオイシイ仕事ってことないだろうなと軽く疑ってみる。常々思っていたが、この国は自転車の盗難が茶飯事。だからみんな中古の自転車を乗り回す。それさえも盗まれる。中古自転車屋が絡んでいるのではないかと言ったらキリが無いのは分かっているんだけど。一応法律上そこの住民以外が屋根に上ることは許されていない。新しく直した際にもう壊されることがないことを祈るしかないのかな。
明日、ポンテッジョ(足場)を組むことになる。さて、作業期間一ヶ月と豪語したセルジオの見立ては当たるのかどうか楽しみだ。イタリア人のお手並み拝見ですね。
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