みなさん、こんばんは
姉さん、トラブルです!
明日のエアーチケットがキャンセルになったと謎の連絡が届きました。時間としては12時22分。これはどうしましょうか?
私は幸運にも自分がキャンセルになったこともロストバゲージも無いんです。さて、困った。
思い出したのは日本の友人でした。旅行会社で働いていたので、まず連絡しようと。彼はローマでも働いていたし、私がドバイに行った時もいろいろお世話になった方です。ちなみに日本でクレジットカードの審査に落ち続ける記事の人も同人物である。
『まず振り替え便を用意してもらわないといけないね』
ごもっともです。まずルフトハンザに連絡する。
するとエアードロミーティに連絡しろと言う。
エアードロミーティに連絡すると全日空に連絡しろと言う。
全日空に連絡すると予約したウェブサイトに連絡しろと言う。
よくあるたらい回しの刑である。
ウェブサイトに連絡すると、『ルフトハンザのキャンセルは本当か?』と言ってくる。本当だから面倒なのに電話しているのだ。『確認して午後までに別便を確保するから』などのアテにならない会話で話は終わった。
どうも信用できない。これは自分でどうにかしないといけない。
夜分遅くだとは思ったが藁にもすがる想いで友人に連絡する。
『Eチケットの番号は?』と言われてもわからない。
結局PNR番号を友人に転送し、Eチケットナンバーをはじき出してくれた。
彼の言うには私が使う便は全日空が発行していると言う。こんなことはどこにも書いてない情報だし、へぇーと思うだけだったが、
『全日空に連絡して絶対チケットを取った方がいい』
先ほど全日空に話した時にエージェントに連絡しないといけないと言われたと言うと、
『ここで引き下がったらいけない!負けちゃいけない!』と鼓舞された。
そっか、そう言うものなんだとまた全日空に。自動ガイダンスを30分待ってようやくオペレーターへ繋がれた。
そのオペレーターのお姉さんは時間がかかったものの飛行機の便を変えてくれた。4時間かかって明日のチケットを何とかゲット。
全日空以外のオペレーターはイタリア人で、友人曰く『やっぱり日本人はちゃんとやる』と言うことだ。
これらの作業が面倒臭くってできないの一言で他に回すのは当たり前なんだと。すっかり友人の助言と助力とANAのお姉さんに感謝だ。
友人はいい奴だけど、今までで一番感謝した出来事だった。持つべきは辛い時に助けてくれて仕事中で忙しくても相談に乗ってくれる友人だと思った。私はガイドであり添乗員だが、事務的な事には全くお呼びでないことがはっきりした。友人もブリティッシュエアウェイズをよく利用するが、問題が起きた時は日本のコールセンターに連絡するそうだ。ぐずぐず言っても最終的にちゃんとやってくれるという。
『諦めちゃダメだよ』
…そうなんだ。勉強になったよ。
ANAの回し者でも無いのに、『ANAのポイントカード作ってさ』って…作りたく無いなぁ。でも全日空にはお世話になった。贔屓にしてもいいなぁ。
旅行はトラブルがつきものだけど、旅行前にトラブルでした。念のため席も確保した方がいいと全部友人がやってくれた。新年早々味噌が付いたと思ったが、本当にありがたいことである。捨てる神、拾う神の世界で私が旅行前に味わった出来事である。旅行好きのみなさんもいつかは起きるかもしれない出来事かもしれない。是非諦めないでチケットを変更してみよう。そして友人はお金では買えない。大切にしたい。
明朝、発ちます。
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