みなさん、こんばんは
フィレンツェのクリスマス。
イタリアで一番重要な、厳かな1日とされるのがこの日。ところがどっこい私にとっては1年365日のうちの1日で、何も特別なものではない。こんな時にプラーっと旅行にやってくる友人夫婦。じゃ、夕食を一緒に取ろうってことになったが、クリスマスに外食…さて、どこが開いているのか?
クリスマスはランチがイタリアでは重要で、ここ最近では夕食に開いているレストランは基本少なくない。どこかしら店は開いているだろうという私の考えは間違えていなかった。比較的目星をつけていたところはどこも開いていて、商業的国家に少しずつ変わって来ているのは年を追うごとに感じる。ところがどこも予約で一杯だったりとか、凄い行列ができていてちょっと心折れそうになった。
友人夫婦は何十回もイタリアに旅行に来たことがあるので、その辺の勝手も良くわかっている。よって、『いざとなったら中華料理屋でいいよ』と言ってもらっていた。なので私も敢えてレストランの予約をしなかったのだ。プラプラ歩いていたらこの前友人と食べたトラットリアにたどり着いた。比較的メインストリートから外れたようにある場所もよかったのかもしれない。予約もしていないのにテーブルに着くことができたのだ。
勿論ラッキーだった部分もあるかもしれない。入店は19時頃だったからね。イタリア的に言うとこんな早い時間に夕食はないもの。ま、こうやって私の友人と過ごしたクリスマスはこのようなものだった。今回のお食事は私はあまり食べていない。おいしいロゼワインで乾杯したくらいです。ここのお店ではクリスマス特別メニューでなく、いつも通りのメニューを使っていた。
キャンティのツナ。以前シエナで食べたものとほぼ同じだ。
アーティチョークのフリット。冬に食べたいお野菜、アーティチョーク。このフリットを食べたいとか、秋に生ポルチーニ茸のお料理を食べたいとか聞くけど、必ず旬だからってどの店でも食べられるかと言ったらNO。どうしても食べたい時はお店に連絡してからの方が確実だと思います。これは普通においしいよね。
ランプレドットのパスタ。
これは初めて見た。大体私はランプレドット自体食べないのでどんなもんだったか知らないが、友人たちは美味しくいただいていたようです。
ウサギのフリット。私が個人的に好きなのと、あまり日本でメジャーでないお料理かなと思って頼みました。揚げ物はやっぱりお店で食べる方が楽チンですね。クリスマスだからってスペシャルメニューでなくてもちょっとしたお食事で楽しいクリスマスを過ごせるものですね。
Via Sant'Agostino 23r- Ang. Via Maffia
Tel : 055 281995
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