みなさん、こんばんは
中央市場でーす。
さて、私が今回日本に帰って家族に会って、一緒にレストランに行った時のことです。
何が食べたいと姉に聞かれ、『ドリアが食べたい』と言って駅ビルのレストラン街にある適当なお店で食べることになった。そこで日本ならではの美しいメニュー表にうっとりしていた所、少し驚いたことがあった。
それは、
レディースセット
中身はなんてことはない、小さなポーションでいろんなお料理がワンプレートにのっていて、恐らくそれが女子にウケるということなのかしら?最後にデザートまで入っている盛り沢山なもので、色々オーダーに悩んでしまう人にはいいのかもしれない。問題はそこではない。
レディースセット
勿論私が日本にいた頃からこんな感じのものはあったが、ついぞ今まで考えたこともなかったこのメニューがとっても気になった。姉に聞くとやはり女性しか頼めないのだという。もしこのメニューを男性が食べたくても諦めないといけないというのだ。
これは不公平ではないのか。そんなどうでもいい件で姉と小競り合いになった。そこから話は女性専用車とか映画のレディースデーの話にまで膨らんでしまった。映画のレディースデーについては後にメンズデーというのもできたらしいが、不評であまり商売的にうまくいかなかったそうだ。
そこに女性と男性の金銭感覚の違いがあるんだと思った。お金にシビアな女性はうまく節約してそのようなアミューズメントを楽しむ傾向が高いから女性をターゲットにしたお得情報が多いのもわかっている。
が、レディースセットに関しては男性が頼めないというのは少々衝撃的だったのである。これは恐らく私がイタリアに住んでそんなに長くないが短くもない(2003年から)なのですが、私の周りのガイド仲間さんは30年住んでいる人も多いのでそう感じていた。だけどたまに日本に帰っただけでこんな小さいことに驚くってことはワールドスタンダードと日本固有の文化を肌で感じた瞬間だった。
こうやって毎回日本に帰るたびに私は当たり前だった事に驚いたりするのだろう。
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