みなさん、こんばんは
日本に帰ってイタリアンです。
老舗の知人のお店を貸し切ってもらいました。ここで知人と美味しいお料理をお任せでお願いしてお料理を食べます。常連さんも名だたる財界人が通う謎のお店なのです。そこは気さくな空気が流れるとても心地よいものなのでした。
親友がたまたま銀座で個展を開いていたので、そこからブラブラ20分ほど歩いて辿り着くこのお店は38年イタリアンをやっています。日本でイタ飯と言う言葉が出てくるかなり前からやってらっしゃるオーナーシェフの話を聴く。当時のイタリアンの立ち位置や街並みのことについて。
開店当初から通う知人に食べ方を教えてもらう。トーストされたバゲットの上にエビを乗せて食べるそうだ。濃い味が続かないように配慮されていて、食も話もどんどん進む。
オーナーの親戚が釣ってきたお魚をサラダに。
アサリをイタリアンに。
楽しみにしていたナスのグラタン。常連の知人が必ず頼むそうだ。美味しい!一等地で長い間お店を続けていくにはそれなりの理由があるのだろう。オーナーの人柄、お料理の美味しさが常連の身も心もガッツリ掴んでいるのでしょう。
手作りピッツァは2種作って頂きました。ストップかけるまでひたすら出てくるお料理はわんこそば状態です。今回の会食の共通点はみんなフィレンツェとうちのお店経験者。それぞれの仕事や人生は全く違うが、だからこそ感性を広げる場としてはいい機会を作っていただいたのです。
私が持ち込んだアーティチョークをオーナーにお任せでお料理してもらった。『フリットにしてね』とお願いしていたのに『こうしちゃったよ〜』と笑いながら出てきた全く別の世界に仕上がったサプライズも好きよ。気取らない空間は本当に私が好きなもので、オーナーが続ける限りお邪魔しようと思ってしまいました。本当にありがとうございました!!
最後に知人がその日メキシコから出張帰国したこともあり、本場の美味しいテキーラでしめ。
このお店は席数が少ないのと常連さんに迷惑がかからないようにお名前は伏せさせてもらいます。ヒントは日本橋三越近くと言うことだけお伝えしましょう。日曜日はお休みだけど、ランチとディナーはやっています。ワインも豊富で是非お楽しみあれ。こういうお店は無くなってもらいたくないですね。オーナーもご高齢ですが、気力がつづく限りはやりたいとおっしゃっております。
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