みなさん、こんばんは
フィレンツェでーす。
今朝、食料品を買いに出た時に撮って来ました。近所にあるサンタ・マリア・ノヴェッラ教会とフィレンツェ中央駅。
久しぶりに訪れた。これで人が多ければいつもの風景なんだけどね。一瞬撮った後にすぐ買い物を終えて、逃げるように帰宅した。スーパーのいつものおばちゃん、レジで少し笑顔が見えた。週に一度くらい訪れていて、先週も火曜日だった。苦い顔ばかり見ていたので、少し私も穏やかな気分になった。バンコと呼ばれる秤売りのコーナーのおっちゃん店員さんはフェイスシールドをしていて、まだまだ緊張感のある店内である。
買い物をするときは勿論一人で出かけるし、一旦買い物を始めたらリストに合わせてものの5分もあれば済む。開店直後なら人も少ないので、予想通り混雑もない。連休明けということもあり、チーズ類がガラガラだったりするけど、少ない商品があっても別なものを買ったりして別に困りはしない。あるものを買うだけだ。
野菜を多めに買って、あとは家にあるものと作り置きする。冷凍庫は3分の1ほど空きがあるのでいろんなものを調理して冷凍することにした。
中央市場に行けばいいじゃないかと言われそうだが、どうしてもその気にならない。勿論行けば顔見知りと色々立ち話することになるだろう。しかし話すことは大体想像できるし、活気がなかったらそれも寂しく感じてどんより帰宅するのも嫌だから。
市場のうちの店は解禁直後となる5月4日に開けることにした。その時にお店の体制とかこれからどうするかなどを話し合うつもりだ。時間はまだあるので、それまでは電話である程度の方向性などを形作ることになる。バカコルナのピークから、ここからが私たちの正念場となる。
覚書として、ここに明記しておこう。4月11日にローマの日本大使館から送られて来たメールの一部内容を添付する。
●本11日,4月10日首相令が官報に掲載されました。本首相令は14日から5月3日まで有効です。
主な内容としては,これまでに発出されていた以下のような移動制限や生産活動の制限などの措置が5月3日まで延長されることです。
・4月1日首相令で4月13日まで延長していた首相令や省令等で定められている各種措置
― イタリア全土における移動の禁止
― 一部例外を除く全面的な生産活動の禁止
― イタリアに入国する者に適用される規定(保健当局への通報や14日間の自己隔離等)
― イタリアに一時入国・短期滞在する者に適用される規定
― 公園等へのアクセス禁止,駅やガソリンスタンドの売店の閉鎖
●緩和される措置としては,感染予防対策を守ることを条件に,4月14日から文房具店,本屋,新生児・幼児用の衣料品店の営業を認めることです。
ただし,ラツィオ州知事は,ラツィオ州においては,本屋への入場人数規制とマスク・手袋の着用義務を課す予定と発言していますし,ロンバルディア州は,本屋等は引き続き休業することとしており,各州において規制が異なりますので,居住されている州の州令等の確認が必要です。
↑少しずつ何かしらが緩和していくことになる。その第一弾として、子供たちが必要なものが関係する店舗が今日から開くことになった。とはいえ基本は変わらない、私はわざわざ見にいくほど物好きでもなく、それに近所の食料品もどの店が開いていて閉まっているのかさっぱりわからない。外出制限後、何人かの知人が私の家の近所にある店舗で開いている所の問い合わせがあったが、残念ながら私もわからない。
ガイドの仕事については開店休業となるのは致し方ない。
しかしいつでも再開できる様にスタンバイはしておくつもりだ。バカコロナのせいで世界中の人が振り回されている訳で、何もピンポイントで自分だけが貧乏くじを引いたってことでもない。冷静に着々と元の生活に戻れますように。
ふと窓の下を覗くと、あ!久しぶりのジプシーのおばちゃん。
ジプシーも怖いものあるんだね、マスクしているよ。なんか新鮮。
保健省が発表した4月14日、18時現在の数字です。
イタリアは総数162488人。
内訳:104291人の今現在の感染者(前日比675人増)と21067人(前日比602人増)の死亡者、37130人(前日比1695人増)の快復者となっています。新たな感染者数が鈍化、快復者の数が増えています。明日も家にいるつもりです!
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