みなさん、こんばんは
家でーす。
自粛、制限、禁止と言ったマイナスワードが行き交う今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
うちの定点カメラは少しずつ元の生活に戻りつつある兆候が見られ、相変わらず外出をする人は少ないながらも子供たちを連れて歩く大人の姿なども多く見られました。明後日の段階的な解除第二弾に向けての風景なのかしら?
最初は対コロナで、あれもダメ、これもダメが続いて、その後経済活動のために少しずつ解除する。その目安が経済対策のマイナスが対コロナ対策を上回ると解除に向かうらしい。簡単に言うと、コロナで失う命より経済活動を止めて失う命の方が大きいと、そう言う政治決断があるのだと。ある程度のコロナの実数を見て、さらにあらゆる経済界からのプッシュがそれを可能とするのかもしれませんね。
『人の命は尊い』とは誰もが知っているが、はて、どこで失われる命なのか、数で決めて前に進まないといけないのだとしたら。
世界各国を見ていくと大体2ヶ月が経済活動を少しずつ行うマックスの数字みたいだ。
薬局や食料品店のような必須の店舗はまず閉めることなく、そこから以前の生活に戻れるように必要な肉付けを少しずつ行って、最終的な全ての解除はさらに数ヶ月に及ぶ。結論、フィレンツェも中央市場は門戸を閉めることなく現在まで続いている。よって私もその枠に入る。
ところが、ガイドのお仕事に関しては一番最後に近い形での復活になるのでしょう。職種によって影響を受けるものは明らかに違う。
そんな中での第二歩目が明後日ということで、イタリアは経済活動に舵を切る。
吉と出るか凶と出るかは2週間後にならないとわからない。私は医者でも経済学者でもないから難しいことはわからないけど、まぁこの辺りが落とし所なんでしょう。少し人の行き来が出てくる程度でも誰かしらの生活は救われてくる。
とはいえ、州を跨ぐ移動は制限が続き、私もトスカーナ州に留まるし、フィレンツェ市内だってどこまで出かけるかわからない。5月18日以降の美術館が開いた際には早速見学に行こうとは思うが、人が沢山いたら散歩して帰るつもり。先ほど発表された保健省の数字ではトスカーナ州は9525人の感染者数、うちフィレンツェ県は3193人である。明らかな数字の鈍化に淡い期待を持ちつつ、今回コロナで爆発的な感染者数と死亡者数を出した原因の一つが『初動対応の遅れとコロナに対する甘さ』だったことは身を以て知っているイタリア。
5月4日からは新しい段階に入る。私もいよいよ怠惰な生活を変えないとな。
保健省が発表した5月2日、18時現在の数字です。
イタリアは総数209328人。
内訳:100704人の今現在の感染者と28710人(前日比474人増)の死亡者、79914人(前日比1665人増)の快復者となっています。
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