みなさん、こんばんは
フィレンツェでーす。今日からジムやプールがオープンする。ニュースではロックダウン期間の返金や延長などに伴う事務作業でバタバタらしい。定額制の月謝などが発生する店舗ではそんなことも確かに問題でしょうね。あれもこれも仕方がないわ。混乱はしばらく続きそうです。
混乱はどこもかしこも。美術館フリーパスとかどうするんでしょうね。何かしらのプラスを加えて使えるようにするんでしょうけど。メディチ家礼拝堂は6月2日の日曜日から再開するようです。第一日曜日は無料で入場できるのですが、それもしばらくはお休みするのかな。
仕事を再開した人が全てではなく、人によっては職を失ったりも話に聞く。本当に見えない台風に襲われた後のような気分です。
そんな中、偶然街中で知人に会った。私たち日本人在住者もみんなが順風満帆とはいかない。私も密かにかなりの数の日本人んが帰国を考えているのではないかと思っていた。私のようにどっしりここの地に生きると腹を括っている人間ばかりではない。日本かイタリアのどちらに住もうか悩んでいた人にとってコロナ騒動は考える神経を麻痺させ、少しぼんやりしてしまうのかもしれない。軽はずみなアドバイスなどできるはずもない。これは自分で考えるべきことだから。
とはいえ、別に突き放すつもりもない。『もし私だったら』という仮定で話し出した。
『私だったらできるだけ早く日本に帰ると思う』
お金も時間も大切で、人生の立て直しは母国がベストだ。特にこのご時世では。
日本に帰れば何かしら仕事はあるだろう。生活を安定させてつつ今後のことを同時に考える。でタイミングが合えばまたイタリアに戻って来ればいい。こんなことできるのかと思われそうだが、勿論制限はある。その人それぞれのビザの状況やイタリアとのコネクションなど。日本に帰ってもイタリア語を忘れちゃいけない努力も必要だし。
将来って何があるか分からないからリスクヘッジって大切だなと家に帰ってすっかり考えてしまった。予期せぬことは今後もあるだろうし、のほほんと見える私だっていつかは大きな困難に巻き込まれるかもしれない…もう巻き込まれているのかもしれないけど。
私としては結構考えて生きてきた気がするけど、もっと考えなければいけない事柄なのかな。
全ての不安がぼやけているから、どうしていいのかわからなくなってしまうのか。
でももし〇〇だったらというシュミレーションはしないと。私が旅行中だったはずのパナマもコロナの蔓延が酷すぎて、日本人はチャーター機で帰国したそうである。今の世界のどこかで大変なことになっているのは理解はしているけど、まずは自分のことを考えよう。
保健省が発表した5月25日、18時現在の数字です。
イタリアは総数230,158人。
内訳:55,300人の今現在の感染者と32,877人(前日比92人増)の死亡者、141,981人(前日比1,502人増)の快復者となっています。
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