みなさん、こんばんは
中央市場でーす。今日はね、フィレンツェは祝日なんですよ。サン・ジョヴァンニって守護聖人がフィレンツェを守っているのでその祝日がフィレンツェの祝日とリンクしています。あれもダメ、これもダメで何もないんですが市場はそれぞれの店を休んでいるところが多くって結果寂しい1日でした。
さて。
ブレーシャって町があります。ミラノからそんな遠くないところです。
そこで看護師をする知人の話をしていました。彼女は毎30分に死ぬ人々を見たそうです。運ばれては亡くなってそれがいつまでも続く風景。コロナが始まった時にマスクをするのは彼女だけだったと言います。マスクをするのは決まりではなかったようですね。病院関係者もコロナに罹った人たちもマスクをしない。そんな極めて情報が間違った中での治療は全く先に進まず不幸が続くのでした。
地獄をみた。
こんな安い言葉では紹介できないような世界があったのを知って、もうどうしていいのかわかりません。
現在ナポリなど南イタリアで感染が進んでいるようです。
イタリアがどうしても復活して欲しい想いは止めどなくあります。
こんな言葉をお客様のメールでこんなやりとりがありました。イタリアのそしてフィレンツェの現状を伝えてもらいたくって。
確かに以前はマスクをする行為はアジア人観光客に限られていました。さすがにこちらでもいずれコロナ騒動が落ち着けばマスクをする人の数は減ると思います。大体殆どのイタリア人は今回で人生初めてのマスク体験だったのでいよいよ不思議な日常だったと思います。こちらは天気がよくこの先2週間は毎日晴れが続き気温も30〜35度の模様です。マスク文化がどこまで定着することでしょうか?
そしてイタリア人の社会的距離を取ることがどんなに大変なことか。好意的な文化として捉えられていただけに、それを否とする考え方。仕方がないでは済まないジレンマと悲しみを私はこの国の人たちから強く感じるのです。
気が滅入りそうになることもありますね。時間が経てば経つほど慣れるものだと思っていました。しかし長年の自由な生活はもう来ないのではないかと落胆する時もあります。
しかしイタリアという国は恐ろしい運を持っていて、今までもEU内でボロボロになって卑下されてきた国ですが、なぜか個人レベルでは多くの人に愛されているのです。転覆しそうな船がなぜか未だに大海で浮いているようなものです。そう考えるとこの国はまた乗り切るのではないかと『いつもの奇跡』を自然に感じてしまうところも。
お客様とのオンライン販売での中でのことです。
早く収まって欲しいし、みんなが安心に旅行ができる時がいつ来るのかという不安はまだまだ続きそうです。
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保健省が発表した6月24日、18時現在の数字です。
イタリアは総数239,410人。
内訳:18,655人の今現在の感染者と34,644人(前日比?人増)の死亡者、186,111人(前日比1,526人増)の快復者となっています。
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